関根勤のサブミッション映画館

関根勤のサブミッション映画館

関根勤のサブミッション映画館

いやー、関根勤さんて真面目ですね。

映画にたいする姿勢が、ものすごくまっすぐで爽やかやね。

文章の調子は、ルー大柴(ルーブログ)級のくどさだけど、

書いてることは、なるほどと思うことが多い。

監督や俳優について語った「監督・俳優編」と、

映画もろもろについて語った「映画格闘技編」。

「映画格闘技編」は、原作と映画、どちらを先に見るのがいいのかとか、

映画館で映画を見るときの心構えとか、共感する部分が多かったね。

名作といわれている「市民ケーン」の良さがわからなかったり、

駄作とこき下ろされた「ウォーター・ワールド」がけっこういけたりで、

映画は自分で見て判断するのがよいとかね。

また、年齢や見るときの体調でも印象が変わるということとか。

なるほどなるほどと感心しきりです。

「監督・俳優編」では、

悪魔の毒々モンスター東京へ行く」に出演することになった経緯なんかめちゃおもろい。

あとシュワルツェネッガーの来日時のエピソード。

うわ、「やまだかつてないテレビ」って懐かしすぎるな。

チャールズ・ブロンソンの頁では、

あの有名なCMエピソードについての記述があったんだけど、

あれってほんとは違うらしいね。

大林宣彦がラジオで言ってたのを聞いたことある。

大林宣彦が監督したブロンソン出演のCF撮影で、どうしてもあと2時間足りない。

どうしようってなって。

まあ、だめもとでブロンソンのところにいって、あと1時間なんとかなんないかと聞いてみたら、

快く1時間延長することに応じてくれた。

監督はやったと思ったけど、

今度はスタッフをどうやって説得しようかと悩んだ。

プロのカメラマンやら照明やらが2時間いるといってるんだから、

確実に2時間いるわけで。

スタッフを1時間の延長で納得させるために監督が考えたのが、

延長させてくれと言ったら、ブロンソンが自分の時計の針を戻して、

おれの時計ではまだ約束の時間までに1時間あるぜと言ったというエピソード。

スターのブロンソンが、こんな粋な振る舞いをしてくれたんだから、

なんとか1時間でできないかとスタッフに話を持っていったら、

スタッフはそこまでブロンソンがいってくれたんならやろうという気になって撮影は無事完了した。

というのが真相らしい。

監督がスタッフを納得させるために考えた話だったんすねえ。

ブロンソンはこころよく延長してくれたんだから、ナイスガイであるのは間違いないけど。

まあ、映画好きは一家に一冊置いておきたい本です。

関根勤のフルコンタクト映画館

関根勤×江戸木純 シネマ十番勝負

チャールズ・ブロンソン―燃える男の体臭

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