髪結いの亭主

髪結いの亭主

髪結いの亭主


人間てさ、想い出があれば生きていけるんよ。

どんなにみじめに老いさらばえて、

残りの人生なんぞ死を待つだけだと悪態をついても、

過去があれば生きていける。

想い出があるから未来の不安から逃れることができる。

床屋の女は、過去がないんだよ。

だから、未来の不安から逃れることができなくて、死を選んでしまった。

おっさんに愛するふりだけはやめてと言ったりしてさ。

彼女には、現在しかない。

この今ある愛が未来にも続いているかどうかなんてことは分からない。

失われるかもしれない恐怖。

その不安にとらわれた人間は、突発的にああいうことしちゃうんでないかなあ。

彼女とは対照的に、男のほうは思い出の中に生きてるような人間だから、

なんとかこれからも生きていける。

想い出を持つことが出来ずに死んでしまうのと、

想い出の中に生きていくのと、

どっちも辛いなあと。

なんともね。

まあ、髪結いの亭主ってのにはけっこうあこがれますね。

別に、髪切ってる奥さんの体を、客にばれないようにおさわりして、

なんていうエロプレイがしたいからではないですよ。

おしゃれな美容院じゃなくて、床屋っていうのがまたなんかいい感じで。

髪結いの亭主サントラ

パトリス・ルコント トゥルー・ストーリー フランス映画のカリスマ監督

パトリス・ルコント作品集



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