甘い人生

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甘い人生


うーむ、なんだかよくわからない映画だったのな。

はちゃめちゃ系のバイオレンスアクションかなあとラストシーンを見るまでは思ってました。

タランティーノとかロバート・ロドリゲスの「レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード」みたいなノリのアクション映画かなと。

しかし、最後のシャドーボクシングのシーンを見て、

これは…、もしかして夢オチというやつなのか……と、

よくわからなくなってきた。

平凡な男が、自分に裏の顔があったらこんな物語があるんじゃないかと、

退屈を紛らわすために夢想したということなのかと思った。

うーむ。

でも、想像の世界であるのなら、もっと分かりやすいおもしろいストーリーを考えるんじゃないかとも思う。

ボスの女とは、もっと露骨に恋愛関係になって、二人で逃避行するとか、

そういうのを普通は想像すると思うんだけど、

イ・ビョンホンは、いいなあとは思うけどただそれだけで、

手をださないわけで。

恋をしたことがない男が、ほのかに恋心をいだいて、

冷静な判断をできなくなったという、非常に微妙で分かりにくい話。

浮気現場を押さえながら、1回見逃してやっただけで、

あそこまでリンチされるというのも、よくわからないし。

想像の世界なら、もっとわかりやすい話になってるはずだと思いつつも、

死んだなと思ったら死んでなかったという、イ・ビョンホンの常識はずれの無敵ぶりが、

これは夢の話なんじゃないかとも思ったり、

なんか結局なんだったのかよくわからないーのよ。

うーむ、でもこれは夢オチではないと思うなあ。

なぜか?って、

それはボスの愛人がブサイクだから。

夢だったら、もっとセックスアピールのあるニンフみたいなセクシーな悪女タイプを愛人役に登場させるはずだから。

夢だったらあんな地味で生活感のある顔した女を登場させるはずないよー。

だからこれは夢オチじゃないと。

じゃあ、あの最後のちょっと無様なシャドーボクシングはいったいなんなのかという疑問が残るのだが。

揺れているのは、風ですか枝ですかという弟子の問いに、

師匠は、フォッフォッフォッフォ、揺れておるのはおまえの心じゃよ

と答えたとかいう禅話が語られたりするのと関係があるのかなあ。

よくわかりませんけど、

映像的には面白かったですね。

リアルさよりも魅せることに重点を置いたバイオレンスで、

血の量は多いけど、けっこう楽しく鑑賞できるし。

ラブなシーンがほとんどないのがちょっと不満か。

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