マンダレイ

マンダレイ

マンダレイ


ラース・フォン・トリアー監督「ドッグヴィル」の続編。

最小限の簡素なセットで感じの悪い話が展開していくという基本ラインは前作と同じなのだが、

インパクトはだいぶ薄れて、うわー、これなにこれみたいなのはなかった。

最初から、こんなのうまくいきっこないなあという雰囲気があるし。

話は前作の続きから始まる。

柵に囲まれたマンダレイという大農園では、70年前に廃止された奴隷制が存在していた。

そんなのおかしい!ってまたグレースがしゃしゃりでるわけです。

「ドッグヴィル」ではニコール・キッドマンが、グレース役でしたが、

今回は、ブライス・ダラス・ハワードになってます。

黒人を奴隷から普通の市民に解放するつもりで、

民主主義とはなにか、共同体での生活とはどんなものかを教育していくグレース。

それは苦難を乗り越えうまくいくかに見えたが……。

最後に種明かしっていうか、ネタばらしがあって、

グレースみたいな理想ばっかりおいかけても、

実際はそうはいかない。

最悪な事態を避けるために、

おかしいと分かっていても現状を受け入れ継続していく選択もあるのだよ、ワトソンくん。

なんとも皮肉な結果に。

エンドロールは黒人解放運動の時代のモノクロ写真がスライドショーで流れる。

キング牧師とか映ってたなあ。

その一番最後に、

リンカーンの写真が出てきたのは、

なんか意味深ですね。

このシリーズは「アメリカ三部作」と銘打たれているらしいので、

「ドッグヴィル」「マンダレイ」ときて次はなんでしょう?

「マンダレイ&ドッグヴィル」オリジナル・サウンドトラック

『ドッグヴィル』×『マンダレイ』 ラース・フォン・トリアー ツインパック

「マンダレイ」をDMMでDVDレンタルする

関連する商品

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック