不毛地帯

不毛地帯


不毛地帯


山崎豊子「不毛地帯」を「金環蝕」の山本薩夫監督で映画化。

映像の造りは「金環蝕」と同じ感触。

主演は仲代達矢

そして丹波哲郎だよ。

丹波哲郎はいいですねえ。

丹波がでてくると、画面が締まるっていうか、

大作っていうかんじがするんだよね。

話もおもしろかった。

ロッキード事件をモデルにした話。

映画の中ではラッキードってなってるけど、

これもうちょっと上手い名前はなかったんかいな。

ラッキードって。

もうロッキードでいいんじゃないすか。

次期採用の戦闘機をめぐって、製造会社と商社が裏工作に奔走。

主人公の仲代達矢は、元軍人。

参謀本部で作戦を考えてたやつで、シベリア抑留から帰還後、

ちょっと浪人生活して、商社に入社する。

軍関係の仕事はしないという約束で入社したのだが、

自衛隊の幹部になってる刎頚の友、丹波哲郎のことや、

日本の国防のことやらを考えて、

しだいに次期戦闘機採用の争いにのめりこんでいくっていう話。

最初は、いいお父さんみたいな男なんすけど、

娘の秋吉久美子と銭湯行ったり、ほのぼの、

それがだんだんと冷徹な雰囲気の男に変わっていく。

仲代達矢お得意のいけ好かない男演技が冴え渡る。

ついでに裏工作も冴えまくり、

もうダメかっていう局面も乗り越えて、上手くいくんだけど、

その代償も大きかった。

ま、それで結局はおれには商社は合わないって去っていくのだが、

この後まだまだ続きそうな雰囲気で終わりです。

原作の小説ではもっと先まであるみたいっすね。

山崎豊子の小説ってどれも長いから、まるごと映画化っていうのは無理だったのか。

ちょっと古めの町並みとか、

コピーのことをゼロックスって呼んでたりだとか、

レトロな雰囲気も楽しめました。

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