『われらが背きし者』を観たんだ【映画】ジョン・ル・カレのスパイサスペンス小説をユアン・マクレガー主演で映画化



なんかパッとしないサスペンスですかねえ。

ユアン・マクレガー主演なので見てみたんすけど、

特にこれといって見どころがない感じです。

夫婦でモロッコ旅行に行ったユアン・マクレガーが

現地で知り合ったロシアンマフィアに

このままじゃ俺と家族がやばい、

組織の金の動きの情報をいれたUSBメモリを

イギリスに帰ったときにMI6に渡してくれと頼まれる。

え?知り合ったばかりで親しくもなんともないのに

なんでこんなことを頼まれるのかって感じなんすけど、

なぜかユアン・マクレガーは話を信用して

ちゃんとUSBメモリを空港でわけを話してMI6に届けます。

そっからロシアンマフィアの男が

組織の監視されてるのをかいくぐり

MI6と亡命の交渉とかやりつつ

家族を守れるのかっていう命のやりとりに

ユアン・マクレガーが巻き込まれていく感じになってます。

物足りないっていうのは、

ユアン・マクレガーがまるっきり部外者で

なぜ協力するのかよくわからないし、

協力したところで何も手にしないわけで

とにかく地味。

スパイ小説家のジョン・ル・カレの小説が原作。

ジョン・ル・カレの原作の映画って

けっこう地味な感じの多いですかねえ。

スパイサスペンスよりも

そこにかかわる人間の人生を描く感じかな。

ユアン・マクレガーは詩を教えてる大学教授で

嫁は弁護士。

教え子との浮気がばれてから夫婦仲は微妙になってて

嫁は抱かしてくれない。

そんでモロッコ旅行とか行って

どうにか夫婦仲を修復できないかと思ってるんだけど

モロッコ行っても無理だったみたいな。

嫁のほうが高級とりだし、浮気のこと許してくれないしで

俺の存在価値まったくねえなみたいな。

俺って情けねえやつだなみたいな。

そういう気持ちが落ちてるときに、

ロシアンマフィアのガハハオヤジに声かけられて

俺の家族の命が危ない、助けてくれ、

あんただけが頼りだとか言われたもんだから

こんな無価値なおれでも頼ってくれるのなら

それにこたえなきゃってなってがんばったんだろね。

最後、銃で人撃ったりまでするし。

全然親しくもなんともないロシアンマフィアのために

ここまでやるのかみたいな。

やっぱ人間、頼りにされるとか

あてにされるのが大事なんだなあ。

無茶なこと頼まれたり、

なんの得にもならないことやらされたり、

普通だったら避けそうなことでも

自分が必要とされていると感じるとやっちゃう。

人に存在価値を認めてもらうってことが

何よりも強い行動原理になる。

ユアン・マクレガーの心の隙間に

ロシアン・マフィアのおっさんは

すっぽりはまったわけですね。

ロシアンマフィアのおっさんは喪黒福造だった。

まあ今回はドーン!はなくて

ユアン・マクレガーは生き延びたんすけどね。

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