『東京おにぎり娘』を観たんだ【映画】若尾文子、中村鴈治郎出演の人情ドラマ



中村鴈治郎、若尾文子の人情ドラマ。

東京の街並みがブレードランナーに見える。

そこら中工事中で道路も悪くて

なんかごみごみしてて薄汚れてる感じが

ものすごく新鮮で未来都市のようだ。

東京もこんな時代あったんすねえみたいな。

お話はわかったようなわからんような

親子の人情ドラマですかね。

中村鴈治郎はテーラーやってて

昔はぶいぶいいわしてたけど

今はさっぱりお客もこない

時代遅れの背広屋さん。

奥さんは昔に死に別れてて

娘の若尾文子と学生の弟がいるんすけど

若尾文子に縁談がもちあがって

あれこれあるっていう感じです。

主演は若尾文子っぽいけど、

話の中心としては中村鴈治郎のほうなんすよ。

人生いろいろあって、

年とってからもまたいろいろあるみたいな。

人生の岐路に立つ年寄りの話って感じなので

若尾文子がメインっていうわけでもないみたいな。

なんかこの辺のバランスがあんまりよくないですね。

紳士服屋は流行ってないけど

立地はいいので

若尾文子はテーラーつぶしておにぎり屋を始める。

だからおにぎり娘っていうわけ。

顔なじみの川口浩との縁談が

お節介な叔母さんの計らいで進んでいくんすけど

本人同士はそんなに乗り気でもない。

まあ、若尾文子はいいかなって感じなんすけど

最後、思い切りカッコ悪く振られちゃって

やけ酒かっくらって乱れたりします。

中村鴈治郎が昔、愛人との間にできた娘が

東京に出てきてて

偶然、川口浩の勤める劇場でダンサーやってて

父と娘の再会とかもあります。

やっぱ若尾文子は主役じゃないんすよねえ。

主役は中村鴈治郎。

若尾文子を強引に目立たせようとして

バランス悪くなってるみたいな。

若尾文子と妹とのやりとりとか描かれないし。

まあ、東京の下町を舞台にした

人情群像劇としてみればいいですかねえ。

やっぱこの年代の邦画のおもしろいのは

東京の街並みが今とまったく違ってて

SFに見えてくるとこですね。

こんな時代あったんだみたいな。

お話よりも街並みを見るのがおもしろいみたいな。

1950年代、1960年代の東京の街並みはおもしろいですね。

新型コロナウィルスが蔓延し続けて

街から人が消えたら

またこんな風景になったりするんでしょうかね。

東京おにぎり娘 [ 若尾文子 ]
東京おにぎり娘
若尾文子映画祭

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