『マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン』をGYAO!の無料動画で観た【映画】「オンリー・ゴッド」撮影の裏側に密着したドキュメンタリー



あの「ドライヴ」の監督ニコラス・ウィンディング・レフン氏の

オンリー・ゴッド」撮影時の裏側に密着したドキュメンタリー。

撮影しているのは嫁です。

よくあるDVD特典についてるような

かっこよく作られたメイキングじゃなくて

とにかく監督が悩んでるところを見せてます。

監督の精神状態がやばい感じなのが面白いです。

撮影に入る前から不安がってるんすよ。

前作「ドライヴ」での大成功の呪縛から

逃れられない苦しみみたいなのが延々と続く。

ドライヴより売れないだろうなとか、

ドライヴ2はやりたくないから

新しいものを作りたいとか

とにかくドライヴでの成功の影に怯え続ける監督。

タイに家族ごと引っ越してきて撮影してて、

嫁は私の仕事もあるのに

ちょっとは家庭のことも考えてよ、

家事も子育てもあんたやんないしって文句言うしで

ニコラス氏の精神状態はいっぱいいっぱいです。

予想をはるかに超える成功を収めた自作を

越えるものを作らなければというプレッシャー。

タイという異国の地での撮影。

映画のこととは別に家族との関係にも

気をつかわなければならない。

そういう不安の中での映画作りの風景が描写される。

ライアン・ゴズリングもちょこっと出てきます。

ニコラス監督とは家族のような仲の良さで

子供と一緒に遊んだりしてました。

「オンリー・ゴッド」って変な映画でしたよね。

あの映画の裏側で監督がこんなんだったんだと思うと

なんかおもしろいです。

悩んで悩んで悩みぬいて、

これでいいのか監督もよくわかってなかった。

監督本人が言ってるんすよ。

この映画をどうすればいいのかつかみきれてないって最初に。

撮影が終わってからは、これは失敗だと言ってます。

残念だけど失敗で取り返しはつかないみたいに

絶望的な感じになってる監督。

まあ、公開されて興行収入がそんなに悪くなかったのか

少し持ち直して

賛否両論あるってことはいい映画ってことだよ

って言ってましたけどね。

映画のサイトにボロカスに酷評されてるのがのってて

それを読み上げる余裕を取り戻してました。

「ドライヴ」以降なんか微妙な変な映画を作り続けている

理由がなんかわかったような気がします。

「ドライヴ」からとにかく離れようとしてもがいてる。

なぜそこまでドライヴと違うものを

作ろうとするのか、

ドライヴを楽しく見た自分にはよくわかりません。

ドライヴこそがニコラス・ウィンディング・レフンらしさではないのかと。

なのにドライヴとは別のもの、違うものって

監督はドライヴじゃないもの探しに夢中になってて

何がおもしろいのかよくわからなくなってるみたいな。

まあ、ドライヴも相当奇をてらった映像の映画だったけど、

なんかすごい面白かったのは

登場人物の気持ちの動きが

よくわかる話だったからですかねえ。

ドライヴは偶然うまくできただけなのか。

だからドライヴ2をやろうとしてもできない。

それでドライヴじゃないものって焦ってるのかな。

評価されたものを避けようとする心理がよくわからない。

まあ、芸術家の考えることはよくわかりません。

1時間ぐらいで短いので見てみてもおもしろいかも。

見どころはホドロスキーのタロット占いとか、

考えすぎで神経がショートしたのか

魂が抜けて無の状態になる監督の顔とか

ドライヴの上映会のギャラを

札束で受け取るとことかですかねえ。

マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン予告編

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