『内田裕也 反骨の精神』を読んだんだ【読書】生い立ち、ロックンロール、映画、家族について語る内田裕也



内田裕也といえば

シェキナベイベーの人という認識しかなかったです。

あと年末にいかつい人たち集めてコンサートしてる人。

それぐらいしか知らなくて、

なんだかおもしろい変な人っていう感じでした。

バラエティ番組で茶化されちゃうような人っていうかなあ。

大人になってから映画を見て

いい味だしてるなっていうのもあったかな。

「真夜中のプール」「十階のモスキート」「コミック雑誌なんかいらない」

は必見のおもしろ映画だし。

意外と映画の人っていうイメージかなあ。

だけど結局、歌手なのか役者なのか

なんなのかよくわからない人みたいな。

インパクトはすごいけど

何やってる人なのか

全然わからんみたいな不思議な人だったんすけど、

この本を読んだら少しわかりました。

どういう経緯で世に出てきた人なのかっていうのが

少しわかって興味深かったです。

この本は今までの内田裕也のインタビューを

テーマにそって編集してあるもので

おいたちや経歴がよくわかって読みやすいです。

祖父がレンゴーの創設者の一人で

相当な金持ちだったみたいなんすけど、

子供のときに没落して貧乏やって

荒れた生活の中でロックンロールに衝撃をうけて

何かやらずにはいられないと

あれこれ挑戦的なことをやったみたいな人らしいです。

ザ・タイガースのデビューにもかかわってて

内田裕也&ファニーズみたいな形でやろうと思って動いてたら、

ナベプロがタイガースのメンバーの親たちを集めて

契約をまとめちゃって

内田裕也なしでタイガースとしてデビューってなって

がっくりきた内田裕也はヨーロッパへみたいな。

そんなことがあったんだみたいな。

沢田研二が湯屋さんっていう曲作ってたり

内田裕也のライブに飛び入りしたりしてたのは

そういう関係だったからなのかと納得。

大島渚の「戦場のメリークリスマス」のキャスティングのときも

大島渚と沢田研二を引き合わせてるんすよ。

大島渚はデヴィッド・ボウイと沢田研二でやりたくて

内田裕也を通してジュリーと大島渚と3人で会って話したけど

ライブツアーがあるから、ボウイさんのほうをこっちの

スケジュールに合わせてくれ、それが無理なら

出演できないということで、

あっさり出れないとジュリーが断って

内田裕也がてめえこのやろって切れたとか。

ヨーロッパめぐって当時のいかしたロックにふれて

これは英語でワールドワイドにやっていくバンドやるしかねえと

フラワーとかフラワー・トラヴェリン・バンドとか

結成して活動してみたりとか。

ビートルズの武道館公演の前座とかもやってるんすよ。

そんな感じの音楽の70年代、

そのあとの映画の80年代の活動が熱いっすね。

やっぱ映画の人なのかなあ。

それと思うのが

本人がなんかやる人というより、

完全に企画プロデュース側の人なんだなと。

完全に裏方になって表に出ずにやれたら

もっといろいろとできた人なんじゃないかとか思ったんすけど、

ロックンロールに犯られちゃってるから

そういうわけにもいかなかったんだろうなと。

変なおもしろおじさんっていうイメージが強いけど

けっこうすごい人なんだと再認識しました。

内田裕也 反骨の精神 [ 内田裕也 ]
内田裕也政見放送

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