『オズの魔法使』をシネマトゥデイの金曜レイトショーで観たんだ【映画】ライマン・フランク・ボームの児童文学をジュディ・ガーランド主演で映画化したファンタジーミュージカル



大切なものは近くにある。

ないものねだりしてるものはすでに持っている。

そういうことですかねえ。

わかったようなわからんような、

脈絡ありそうでなさそうな、

いったいなんだったんだみたいな、

夜寝るときに見た夢みたいなファンタジーストーリーでした。

児童文学ってそういう感じですよねえ。

不思議の国のアリスとか、

読み継がれる名作童話みたいなのがあるけど

話がチンプンカンプンで

これがなぜ名作なのかよくわからないみたいな。

オズの魔法使いもタイトルは聞いたことあるけど

子供のころに読んだということもなく

大人になってからも読んだことはないです。

オーバーザレインボーっていう歌は聞いたことありましたね。

なのでほとんどまっさらな気持ちで

映画を見てみたんすけど、

けっこうすごいですね。

なんかちょっとグロテスクに見えてしまった。

主役のドロシーは、子供というには

大人っぽすぎるような気がしました。

大人が子供服を着てるように見えちゃって

なんかグロいなみたいな。

特撮も1939年の映画なので

当然CGとかないわけで、

特殊メイクとハンドメイドなセットで

ファンタジー世界を作ってて

それが質感が生々しくてちょっと怖く見えてしまった。

小人の国で小人たちが大勢でてくるとことか

ほんとの小人だからなあ。

案山子、ブリキ男、ライオンたちも

おっさんがメイクしてるだけに見えるので

どうしても奇人変人に思えてしまう。

ライオンじゃなくて、ライオンのメイクしたおっさん。

ブリキ男じゃなくて、ブリキ男コスプレした奇人。

そんな感じに見えてしまうので

けっこう不気味に感じたなあ。

江戸川乱歩の猟奇世界か?みたいな。

でもまあこれが1939年の映画っていうのは、すごいよなあ。

巨大なセットの中を大人数が練り動く。

そういうなんかスケールのでかさっていうんすかね。

それだけで今の映画とは違うって感じがして圧倒される。

内容が単なる冒険アドベンチャーじゃないのも

年代を超えて名作になる要素なのかもですね。

ここではないもっといい場所が虹を越えたとこに

あるんじゃないかと夢想するドロシー。

脳みそがないから知恵がないとなげく案山子男。

心臓がないから心がないと悲しむブリキ男。

百獣の王なのに勇気がなくて自信をもてないライオン。

あれがないこれがない、ここじゃないと

ないものねだりしてたけど

実はすでにみんな近くにあって

すでに持ってるものだと気がつく。

気づきの物語になってるので

悪い魔女との対決とかは適当なんすよねえ。

敵と戦ってどうこうっていうことじゃなくて

見方を変えたらわかるっていうのが

魔法だったというね。

なんだかすごく気が利いてる話ですねえ。

現実がセピアで幻想がカラー。

幻想のほうが色付きで華やかな世界なんだけど、

それでも現実のほうがいいものだっていうね。

現実はうまくいかないことばかりで

夢も希望もないくすんだ世界だけど

我が家ほどいい場所はないっていうね。

なんでも気の持ちよう一つってことっすねえ。

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Somewhere Over the Rainbow - The Wizard of Oz

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