『ユダヤ流金持ちラッパの吹き方―なぜ俺だけが儲かるのか/藤田田』を読んだんだ【読書】



日本マクドナルドの創立者であり、

外食産業初の年間売り上げ1千億円を突破という偉業を達成するまでに

成長させた伝説の経営者、藤田田さんのコラム集です。

ザ・ベストマガジンという雑誌に連載されてたもの

みたいなので、内容は読者層にあわせてなのか

なかなか刺激的で下品でガハハオヤジ風になってます。

1984年の本なのでかなり昔なんすけど

でも書いてあることは

なるほどユダヤの商人、儲けることに貪欲でなければ

成功者にはなれないもんだなって感じで

今の時代に読んでもためになることでした。

日本で信者を獲得しようと思ったら、

健康になると金が儲かるの二つを殺し文句にすればいいらしいです。

日本人はこの二つに弱い。

これを買うと食べると健康になる、病気が治る。

これをやると金持ちになれる、金が儲かる。

確かに今の時代でもこれですね、殺し文句は。

いまだにこれを食べれば健康になるとかダイエットにいいって

テレビでやるとその商品が次の日、スーパーの棚から消える。

この方法でお金持ちにあなたもなれるとか

これさえあれば簡単に寝てる間に儲かるとかの

詐欺的投資話に大金をつぎ込む人がいまだにいる。

人間の不安をつく商売ってのはいつの時代でも儲かる。

四次元的にものを考える発想。

縦横高に時間を加えて物事をとらえる大切さ。

金儲けの種は見るやつが見ればどこにでも転がってるもんだとか。

数字で科学でものをとらえて考える。

部屋の広さ、自分の体の一部、

指が何センチだとか

日常的にそういう数値で物を把握する感覚が大事。

日本は第二次世界大戦で科学の差で負けた。

30年間預金し続けて1億円貯めた話とかは

当時と今じゃ金利が違うのでそのままやっても無理だけど

発想と継続で無理に見えることも案外達成できるということを

教えてくれる。

イレブンのひとつ、ふたつ、みっつの言い方は

ひとつ余りとお。

カラスが白いと証明できるやつしか

資本主義社会で生きていけないとか。

なるほどなあみたいな、イケイケオヤジのイケイケコラムで

なかなかの濃さでおもしろいです。

この時期のマクドナルドの快進撃は、小学生低学年ぐらいだった自分も

うっすら記憶してますね。

なんだろ、子供のころやたらとマクドナルド食べたいマクドナルド食べたいって

親に言ってた記憶があります。

今思えば、当時のマクドナルドのハンバーガーはうまいもんじゃなかった。

まあ、今もうまくはないんだろうけど、

昔はもっとひどくて、

パンはくたくたでパテもぺらぺら味も悪いみたいな

ろくなもんじゃなかったような気がするんだけど

子供の自分はなぜかすごくマクドナルドが食べたくてたまらなかった。

あれは味どうこうで食べたかったんじゃなくて

完全にイメージで食べたかったんだなあ。

なんかかっこいいっていうか、ピカピカしたかっこいいものに思えたから

マクドナルドに行きたかったし、食べたかったんだろうなあと。

親はどっちかというとハンバーガーに否定的というか

こんなもの食事じゃないって感じだったような気がします。

老人が見向きもせず、子供が夢中になるものの中に

大儲けの種がある。

これから死んでいく老人ではなくこれから生まれてくる若者、子供を相手にしろ

という藤田田の戦略にがっつりはまって

まんまと洗脳された世代なんだなあ、自分は。

しかし不可解ではありますね。

マクドナルドのハンバーガーは

食べても健康になるわけでもなく

食べても金持ちになるわけでもないのに

日本人に大うけしたわけで。

ハンバーガーなんか日本人にうけないよっていう大方の予想を覆し、

右肩上がりに成長して1000億円突破。

なぜあんなにハンバーガーがすごくかっこいいもののように思ったのか。

これがユダヤの商法の神秘なのか。

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