『ハイヒールを履いた女』をGYAO!の無料動画で観たんだ【映画】



ちょっとおしゃれな雰囲気のミステリー。

ちょっと厳しかったかなあ。

映像の感じはなんだか無駄にシャレオツなので

見れたんすけど、ストーリーもキャストも微妙でした。

ミステリーというよりサイコサスペンス的ドラマかな。

主演はシャーロット・ランプリング。

うーん、どうなんだろ、この役柄。

ちょっと年齢高すぎないっすかね、この役やるには。

過去の出来事のショックで記憶がおかしくなってる設定なのが、

加齢による衰えで記憶があいまいになってるようにも見えてしまって

ミステリの雰囲気が台無しというかなあ。

ちょこちょこ過去の出来事のこととか

殺人事件のこととか小出しに描かれて

最後にネタ晴らしで終わるんすけど、

まあ、彼女も高齢だから

妄想とか幻影とかぐらい見るだろうなあと思ってしまって

ミステリーなムードがでない。

最初からなんかこの人おかしいなって思っちゃった。

彼女にひかれていく刑事の役はガブリエル・バーンで

こっちもけっこう高齢すぎるような気がする。

殺人事件の捜査中に、シャーロット・ランプリングを見かけて

お!足がきれいないい女おる!って思って

いろいろ調べて接近していくって

変な行動力ありすぎるだろ、年寄なのに。

シャーロット・ランプリングも独身者パーティーの常連で

男あさりに精を出しまくってます。

そんなアクティブで激しい情念の女と男のミステリな話なのに

キャストが少し高齢すぎましたね。

年取ってるから老人老人しなきゃいけないわけじゃないけど

あんまりにも無鉄砲というかエネルギッシュというか。

ストーリーも微妙です。

結局、シャーロット・ランプリングの精神がおかしくなってただけ

っていうオチもなんのひねりもないもので

ミステリーとしては凡庸というか

ミステリーですらないみたいな。

いうなれば孤独な人のドラマ。

別れで孤独になった人に

悲惨な事故が重なって精神を病んで

今度は殺人犯になってしまって

悲劇が悲劇を生んで悲しいなあっていうね。

ミステリーというより、ただただ悲惨なだけです。

すべては孤独が引き起こしたこと。

熟年離婚。

孫の世話してるときに乳母車を放置してしまって孫が事故死。

それで娘とも疎遠。

孤独に一人で暮らす彼女は孫の死の記憶を封印して

娘と孫との生活の幻影を見続けていた。

ガブリエル・バーンは彼女に同情して

彼女を助けたいと頑張ってましたけど、

彼女のどこが良くてそこまでいれこんだのかよくわかりません。

同じ孤独を知る人間と思ってシンパシーを感じたのかな。

事件の捜査そっちのけで彼女のことだけ考えてたら

偶然、彼女が当事者で結果オーライみたいな。

そういう視点でみれば、キャストが高齢なのも必然なのかなあ。

年取ってくるとほんと孤独になっていくから、

孤独の物語だとすると

高齢のシャーロット・ランプリングとガブリエル・バーンで正解なのか。

人情刑事が活躍する人情系刑事ドラマってことかなあ。

おしゃれサイコな「はぐれ刑事純情派」みたいな。

一人でいることを孤独だと思い、

その孤独を忘れるために記憶すら書き換えてしまう。

もともと独り身ならそうでもないけども、

家族がいて子供や孫がいてっていうところから

一人になったらきついだろね。

孤独な人間であふれるこれからの日本社会を見せられてるようだ。

ハイヒールを履いた女予告編

ハイヒールを履いた女 [ シャーロット・ランプリング ]

関連する商品

この記事へのコメント