『西部戦線異状なし』を観たんだ【映画】若きドイツ兵を主人公に第1次世界大戦を描いた戦争ドラマ



第一次世界大戦ものの戦争映画。

英語しゃべってるから、

てっきりアメリカ兵の話かと思って見てたんすけど、

なんかドイツ兵の話でした。

けっこう古い映画だったけど、

おもしろかったですねえ。

戦争の暗部をえぐる内容っていうかねえ。

わかりやすい感じで作られてて

時代が変わっても内容は古びない感じっすね。

いつの時代も戦争は若者が利用されるっていうね。

愛国心を煽り立て

君も祖国を救うヒーローになるんだと大人に言われて

若いからそうだ俺は英雄になるんだと

簡単にのせられて志願して

戦場に送られていく若者たち。

クラブ活動の延長みたいな明るいノリで

我先にと志願して兵隊になる若者たち。

高校生とか大学生とかそんな感じの

二十歳そこらの若者たちです。

いきようようと戦場に行くんすけど、

そこでの体験が若者たちをどんどん変えていくのを描写します。

鉄条網はって、塹壕で待機、食料は不足、

鳴りやまない砲撃の音、いつまでとじこめられるんだと思ったら

突如、突撃の合図で敵歩兵との銃撃戦が開始。

部隊の半分以上があっさりと戦死したりする。

また待機で弛緩した時間が続き、

突如、緊張の戦闘が始まり死人とけが人が増えるみたいな。

仲間が足を失い野戦病院で死んでいくのを目の当たりにして

衝撃をうける主人公。

どんどんシニカルになっていくんすよ。

最初の陽気な坊やだった顔が

悩める老人みたいな顔みたいになっていく。

それで休暇で帰郷するんすけど、

そこでは同じように学校の先生が生徒に

君も英雄になるのだとたきつけて

それを聞いた若者たちがそうだそうだとのせられてるし、

戦場に行かない大人たちは

地図を見てここならすぐ攻め落とせるとか

のんきな戦術談義してるしで

主人公はあきれるというか、

戦場帰りの自分の居場所はここにはないと感じるわけです。

戦争が長引いてさすがに民衆は幻想を捨てて

戦争の悲惨さを自分と同じに感じているだろうと

思ったら全然そんなことなくて絶望する。

むしろ戦場のほうが居心地いいとさえ思ってしまう。

そして最後は蝶々の美しさに目を奪われ

手を伸ばしたところを狙撃されてエンドです。

戦場では人間としての当たり前の反応である

美しいものにふれたいという行動すら命取り。

人間性を殺すのが戦争であるみたいな。

いやー、なかなかですね。

ところどころ古臭い感じの映像のところもあるんすけど

よくできてるとこのほうが多くて全然今でも見れますね。

塹壕に並んで向こうから突撃してくる敵兵を

迎え撃つシーンの映像とかいい感じなんすよ。

向かってくる兵士たちが撃たれてばったばったと倒れていくのを

塹壕に沿って横スクロールしていくカメラでとらえていく。

いやー、けっこう迫力ある映像でした。

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