『風速40米』を見たんだ【映画】



石原裕次郎が建築技師の息子を演じた作品。

かなり変な感じの映画でした。

なんだかよくわからない。

尊敬する父親の惨めで情けない姿を見せられて

それでも父を励ます

前向きな青年の話ってことになるのかな。

オープニングは山登り。

風速40メートルっていう題名なので

登山の映画かなと思ったらそうじゃなかった。

父親は宇野重吉で、

定年間近のベテラン建築技師。

石原裕次郎は

工学部の3年生で就職活動時期で、

尊敬する父親の働く建築会社に

入社したいと思ってるんだけど、

宇野重吉はなぜかそれを許さず、

ライバル会社に入るようにすすめる。

宇野重吉が再婚して、

北原三枝が石原裕次郎の義妹になるんだけど、

北原三枝は出てくる必要あったのかなあと。

冒頭のワンゲルシーンで

二人が出会うシーンは、

まるで運命の恋人が出会うようなシーンに描かれてて、

てっきり二人が恋仲になっていくのだろうと

思ったら、兄妹で恋愛にはならないのだよ。

でも、まるで恋人同士のような感じなので

普通に恋人設定でよかったような気がします。

友人の川地民夫の姉がシャンソン歌手で、

そのスポンサーが金子信雄。

金子信雄はライバル会社の社長で、

宇野重吉は会社を裏切って

金子信雄の会社乗っ取り計画に手を貸してんの。

工事をわざと遅らせて

会社の株価を下げさせる。

それを金子信雄が買い占めて乗っ取りに出る。

宇野重吉は重役の席を約束されていたのだが、

金子信雄は宇野重吉を利用していただけだった。

会社は私を時代遅れの技師として

用済みにするだけで

なんにもしてくれないから

裏切るのだという父親に、

お父さんは金子信雄に利用されているだけなんだ、

今からでも遅くないから

そんなことやめてくれと諭す息子の裕ちゃん。

惨めだなあ。

尊敬する父のこんな姿見たくなかったなと

幻滅してすさんでもおかしくないのだが、

裕さんは爽やかタフガイなので

どこまでも前向きでまっすぐです。

まあ、結局、シャンソン歌手の寝返りで

株の買い占めは失敗、

暴風雨の中、工事現場を破壊するのも

裕次郎たちの抵抗で失敗。

金子信雄の会社乗っ取りは失敗に終わる。

ラストは石原裕次郎と北原三枝が

まるで恋人同士のようにボートに乗って

ニッコリしてる映像でしめられます。

なんだかよくわからない。

話がばらばらというかなあ。

石原裕次郎映画おなじみの

裕さんが歌うシーンもあるんだけど、

今回はあんまりいい曲じゃなかったですね。

エンディングでかかる曲は

いつものムード歌謡でよかったんだけど、

途中のバーのシーンで歌う曲は

なんだか子供っぽい曲で

いまいちだったなあ。

川地民夫とソーラン節を歌い踊るシーンは

楽しくてよかったですね。

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