『あした晴れるか』を見たんだ【映画】



なんてこった。

ラブコメで始まったのに、

任侠もので終わったでござるの巻。

そんなバカな。

腕白カメラマン男子とメガネっ子女子の

恋の行方はいかにって感じで

完璧なラブコメ設定で

完璧なラブコメなやりとりが展開していく。

恋のライバルとして地黒女子や、

メガネ女子の弟(実は従弟)が現れ、

二人の恋の行方はいかにと盛り上がる中盤。

完璧にラブコメテイストじゃないすか。

なのに石原裕次郎と芦川いづみは

どうにもならないで終わるのです。

ズコーッ。

そんなバカな。

この始まり方してどうにもならないなんて

話のオチがつかないよって感じなんすけど、

最後は任侠映画でおなじみの乱闘で終わりです。

地黒ガール中原早苗のお父さん

東野英治郎が花屋やってんすけど、

昔はやくざ者。

安部徹と悶着あったらしくて

出所した安部徹が昔のお礼参りに来るところに

石原裕次郎が助っ人で暴れるっていう終わり方。

ラブコメどこいったみたいな。

つんけんして一緒にいるけどあわない二人に

恋のライバルもいて

これで恋の行方を描かない終わり方って

どういうことなんだみたいな。

なんかもったいない気がしたなあ。

というのも前半のラブコメ感が楽しかったので。

石原裕次郎の若さあふれる身のこなし。

黒縁メガネの芦川いづみのキュートな感じ。

髪の毛アップでメガネでスラックスという男の子みたいな

服装だからこそ醸し出されるガーリーな雰囲気。

その二人が東京をあちこち行って

あれこれもめるのがいい絵になってて

楽しかったなあ。

街並みとかもおもしろいんだ。

東京っていってもまだまだ開発途中で

そこら中ドロドロの道で薄汚れてて

人もトラックもせかせかしてる雰囲気。

そういう背景で

キラキラしてる石原裕次郎と芦川いづみが

ラブコメしてるのがおもしろくてねえ。

石原裕次郎が青果市場で働いてるんだぜ?

冒頭からトラックの荷台で

服を着替えるシーンとかで

楽しいんだ。

いやー、これは最後までラブコメで

ちゃんと恋の行方に決着をつける話に

してほしかったなあ。

というかなぜそういう話にならなかったのか

まったく腑に落ちないっすね。


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