用心棒

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用心棒


おもしろかったなあ。

久しぶりに見たけど、前に見たときよりおもしろかった。

前見たときは、あんまり面白くないなあぐらいの感じの感想だったんすけどね。

まあ、若かったんでしょうな。

チャンバラにあまり興味がそそられなかったというのもあるかもね。

それが今、見てみたら、やっぱ面白いんですよ。

歳とったってことかなあ。

時代劇が面白くなってきたっていうのは。

時代劇だけど西部劇みたいな雰囲気ですよ。

娯楽劇っていうやつですかねえ。

とにかく分かりやすい。

ヤクザどうしの対立で荒れ果てた宿場町に、一人の浪人がたまたまやってくる。

対立するヤクザの間をのらりくらりと動き、双方の壊滅を目論む。

桑畑三十郎、もうすぐ四十郎は、とてつもなく強い。

そして、悪ぶってみせるが人情に篤いナイスガイってわけ。

ちょっと頭の足りない奴や、拳銃野郎や、ジャイアント馬場みたいにでかい奴とか、

なんか漫画的なキャラも豊富にでてくる。

まあ、その中でも一番は三十郎を演じる三船敏郎

いやー、格好いいね。

ヒーローとはこういうものだみたいな、男の美学みたいな。

懐手してズンズン歩いていく姿がきまってるぜ。

そのときのBGMも盛り上がるね。

まあ、東野英治郎演じる飯屋の親父もいい味でてますけどね。

この映画は殺陣とかよりも、こういうキャラたちによるコメディタッチなシーンが好きかな。

まあ、三船敏郎のバアーっと動きながら、高速で次々と斬っていく刀さばきは見事だけれど。

喜劇っていうやつですかねえ。

人間の滑稽さを強調したようなシーンの数々。

それを分かりやすい筋道で魅せる。

うーむ、展開に無駄がない。

なんとなあーく雰囲気でおしきるような部分がなくて、ちゃんと劇で魅せてくれるのがいいよねえ。

さらばだ!とあっさり終る最後も乙なもの。

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