『蜘蛛女のキス』を見たんだ【映画】ウィリアム・ハートアカデミー賞主演男優賞受賞作品


蜘蛛女のキス

革命家と同性愛者。

蜘蛛女のキスとはピンとこない題名っすね。

おまけにDVDのジャケットデザインもわけわかめな

変なデザインですけど、

けっこういい映画でした。

ブエノスアイレスの刑務所が舞台です。

政治活動で服役する政治犯と

性犯罪で服役する同性愛者が同房になる。

そこでいろいろお話する。

同性愛者がナチスとレジスタンスがでてくる

映画の話をしたり、

いかしたウェイターに惚れたけど

うまくいかなかった話をしたりする。

なんとも地味な、

暗い映画だなあという出だしです。

政治犯のほうは、

仲間のことをしゃべれと

拷問に近い取り調べをうけたりします。

革命家と同性愛者が同じ部屋でという、

まったく接点も同じ思想もない人間が

閉ざされた空間に置かれたことで

芽生える友情というか愛情というか。

そんな感じですかねえ。

後半はけっこう動きます。

実は、同性愛者は所長たちが送り込んだスパイで

いろいろと便宜を図るかわりに

革命家にしゃべらせることが条件だった。

映画の話も恋愛の話も

親切もあれもこれもすべては本心からではなく、

革命家の気持ちをほぐすための方便にすぎなかったのか

と思われたが……、

そうではなくみたいな。

惚れちゃったんすかねえ。

演技が本気になっちゃうみたいな。

同性愛者の恋はいつも実らない。

なぜなら、惚れる相手はいつも女を愛する男だから。

だから相手は自分を選んではくれない。

かなわないとわかっていて

なぜ今回はあきらめずにとことんまで行こうと決心したのだろうか。

命をかけて革命家の連絡役を引き受けた心境はいかに。

釈放されて

母親の面倒を見て

男に惚れてかなわない恋を繰り返して

そのまま暮らしていくことに希望がもてなくなったのか。

刑務所から出たのに

これでは檻の中にいるのと同じではないか。

それでとことんまでいっちゃったのか。

最後に教会の前で力尽きるのも

安住の出口を求めたが届かずみたいな

感じがしましたなあ。

予告編
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