「メイド・イン・ホンコン」【映画】フルーツ・チャン監督、サム・リー主演による中国返還直前の香港を舞台にした青春ドラマ



低予算映画であることは観る前から知っていたんすけど、

ここまでとは予想してなかった。

あまりの低予算振りに度胆抜かれた。

映画のテーマは、大人の建て前は、

若者が未来の担い手であるとしているけど、

現実はそうではなく、若者はその矛盾の中、

どうしたらいいかわからないいら立ちを抱えて、

今を生きているという感じ。

娯楽性が思ってたよりも低く抑えられていて、

フルーツ・チャン監督が当時の香港をどうとらえて、

どう思っていたのかというメッセージ色の強い作品。

当時の香港の現状、低予算、役者は全員素人という

要素がそろって、ざらついた質感の映画に仕上がってる。

この作品、香港アカデミー賞をとってんすねえ。

これがアカデミーとるって、

当時の香港映画界は大きく変化している時期だったのかも。

香港返還直前の空気か。

それにしても目につくのが予算のなさ。

血のりまるだしで興醒めするシーンや、

主演のサム・リーのいい雰囲気でてるものから、

完全に学芸会だなと思ってしまうものまで

ばらつきのある演技。

寄せ集めのフィルムで撮ったということで、

シーンごとに画面の質感がかなりちがう。

全体的にざらついた質感。

これが狙ってか狙ってないのか分からないが、

ドキュメンタリー的な色を強めて、

画面に緊張感をプラスすることになってる。

まあ、娯楽映画だと思って観ると

かなり退屈してしまうんじゃないすか。

若者の苛立ちを封じ込めた

セミ・ドキュメンタリーだと思って観ればいいんとちがいますかね。

予告編
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