『ホーリー・モーターズ』を見た【映画】フランスの鬼才レオス・カラックス監督による異色SFドラマ



ホーリー・モーターズ

わけがわからない。

いや、わけはわかるんだけど、

やっぱりわからないなあみたいな。

なんだか不思議ですねえみたいな。

何をしてるのかよくわからない。

いや、何をしているのかはわかるけども、

それがなんなのかがわからないというかね。

どういう世界観というか、

どういう設定なんだという疑問が最後になってようやく

なんとなーくわかるというかね。

主人公がリムジンに乗っていろんなとこに移動するんすよ。

リムジンの中で変装する。

それでいろんな役を演じる。

乞食、モーションキャプチャーアクター、娘をもつ父親、

銀行家を撃ち殺す過激派、チンピラ、

下水道から出てきた異形の男などなど。

そうやって朝から晩まで移動して

依頼に基づいていろんな人物を演じてるのだが、

これはどういう世界なのかよくわからない。

最初に物乞いの老婆に変身した時は、

は?って思って驚いたもんなあ。

うわ!死んだ!殺した!と思ったら、

リムジンで次の現場の用意して普通に次の役をやってるし。

こういうリムジンは何台もあって

誰もが誰かが演じた役でしかないみたいな。

誰の人生も誰かの人生であるみたいな。

そういうことなんすかねえ。

こういうのは哲学といったらいいんすかねえ。

哲学的な映画というやつかなあ。

単に物語を受け身で見るんじゃなくて

観客がこれはどう見るかというのを

考えながら見なければならないタイプというかねえ。

監督はレオス・カラックス。

「汚れた血」はけっこう好きなんすけどねえ。

なんか「ポーラX」とかあったなあ。

最近の作品はわかりにくいだけでおもしろくない感じだったなあ。

今回はわけわからないけど、

なんだろうなこれはと思いながらも

最後までけっこう楽しめた感じです。

面白かったのは、ゴジラの音楽が流れてきたとこと

チンピラが殺した相手の見た目を自分そっくりに偽装してたら

相手がまだ死んでなくて刺されて倒れて

同じ風貌の男が二人、同じように血を流して倒れてるとこと、

一日を終えて帰宅したら

マックス、モン・アムールだったとこかなあ。

まあ、なんていうか、

見終わってみればけっこう好きかなあっていうね。

積極的にこれはいいって感じじゃないけども、

まあ、なんかおもしろかったんじゃないか、これは。

それぐらいの感じですかねえ。

もう一度見てみたい気がする。

予告編
【初回31日間無料/dTV】月額500円(税抜)で映画・ドラマ・アニメ・音楽ライブなど12万作品が見放題!
DMM.comでオンラインDVDレンタルする

ホーリー・モーターズ【リムジン・エディション】【Blu-ray】 [ ドニ・ラヴァン ]


関連する商品

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック