映画『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』を観た



シャドウ・オブ・ヴァンパイア

ノスフェラトゥを演じるウィレム・デフォーにつきるね。

このおもしろ演技だけの映画っすねえ。

ヴァンパイア映画の傑作といわれる「ノスフェラトゥ」が

どのように撮影されたかの内幕ものなんすけど、

監督を演じているのはジョン・マルコヴィッチ。

芸術のためなら

人の命なんぞどうでもいい系の

自分の世界を持ってる系の監督です。

そんで、吸血鬼の映画を作るにあたって

吸血鬼役を本物の吸血鬼にやらせることにするんすよ。

言うとおりに撮影したら

女をやるという契約で

撮影隊を引き連れてノスフェラトゥのとこに来るわけ。

脚本家やカメラマン、役者たちは

そのことを知らない。

ウィレム・デフォーは役作りに没頭する役者バカだと

紹介されているので、

すごい演技だとかいってみんな感心してんの。

ウィレム・デフォーの顔の演技がおもしろすぎる。

まあ、怖い話なんすけどね。

自分の芸術のためなら、他人の命を簡単に犠牲にする

危ない芸術家のお話なので

狂ってるわけです。

吸血鬼も言うこと聞かなくて、

撮影が終わってないのにカメラマンとかスタッフを襲って

血を吸ってる。

こんな危険な怪物を使って

迫力ある吸血鬼映画を作りたいなんて異常。

だから、怖いはずなんすけど、

なんかコミカルで笑えるんすよねえ。

ウィレム・デフォーの動きとか表情とかが

面白すぎて、だんだんとゆるキャラみたいに見えてくる。

吸血鬼ノスフェラトゥの撮影の裏側を見せる面白さはある。

ノスフェラトゥてサイレント映画ですよねえ。

カメラのハンドルをくるくる回しながら撮影。

監督は撮影しながら

口頭で役者に指示を出して演出をつけていく。

サイレントの時代ってこんな感じだったのかなあ

という面白さはあります。

本物を偽物として使うというサスペンスもあるし、

お話や設定は悪くないし、

ウィレム・デフォーの怪演は良いのだが

なぜか漂うお笑いコントな空気。

もともと喜劇として作っているのだろうか。

あれほど怖い恐怖バンパイア映画が

実は本物使ってたみたいな発想は楽しいね。

宇宙人映画で、実は本物が出てたとかそういうのでもなんか作れそう。

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