「ヒトラー ~最期の12日間~」を観た【映画】秘書の手記をもとに描かれたヒトラー最期の数週間

ヒトラー最期の12日間
ヒトラー ~最期の12日間~
ナチスドイツが敗戦するまでの数週間を描いた映画。

ヒトラーの秘書だった人の手記がもとになってるらしいから、

けっこう事実に近いかんじなんすかね。

ちょっとおセンチに描きすぎてるような気もせんでもないが。

ヒトラーか。

あんまりよく知らないんすけど、

ものすごいカリスマで国民から熱狂的な支持を得た人なんすよねえ、確か。

まあ、この映画ではカリスマ的な描写はまったくない。

演説のシーンとかもないし。

戦局が悪化し敗戦が確実になっても、

目の前の状況を認めようとしないしょぼくれたおっさんってかんじに描かれてる。

周りの人間の態度や言動から、

かつてはものすごい求心力があった人なんだなというのが見て取れる。

物資もろくにない、軍として統制の取れた部隊などもう存在せず、

市民兵によるゲリラ戦みたいな状況で、

首都陥落までのカウントダウンが始まっちゃってるんだけど、

ヒトラーは、戦局地図を見ながら、

こことここの部隊がこっちにまわって、

挟み撃ちで敵は壊滅するとか寝言みたいなことを繰り返す。

部下たちは、そんな部隊はすでに存在しません、

寝言ぬかしてんじゃねえぞ!

とブチ切れて言いたいけど、なんか言い出せないみたいな。

何言っても無駄という諦めか、

ここまでダメダメになってるのに、

まだかつてのカリスマを放っていた頃のヒトラー像にとらわれてしまって、

あの偉大な総統がこんなクソ親父になってしまったことを認めたくないからか、

なんかグダグダ、ズルズルとなんの手もうてないまま進んでいく。

ヒトラーは降伏するっていう選択肢はまったく頭になかったんすねえ。

ヒムラーが外交を使って停戦なりなんなりを

交渉するべきだっていってもまったく耳を貸さないんす。

それが何故なのか、よくわからんのだが。

うーむ。

まあ、ギリギリまでそんな感じで、

いよいよっていうときを迎えたら、飲んだら即死できる毒を飲んで自害。

念入りに、毒入りアンプルを噛み砕くのと同時に、銃で頭を撃ちぬく。

誰にも見つからないように死体を焼却させるんだけど、

なんだかなあってかんじっすよ。

もしヒトラーが生きて、無条件降伏でもしてたら、

裁判でなんやかんやと戦争責任を問われて処刑されたと思うんすね。

負けたというのを徹底的に分からされた上に処刑。

そんな屈辱には耐えられないから、自害したのかなと。

おれは負けてないみたいな、

負けを絶対認めないみたいな幼稚なプライドつーやつですかね。

なんか非常に子供っぽいというか。

いくら優秀でもこういう人が国を動かしちゃ不味いことになるんだなと。

ヒトラーが優秀かどうか知らんけど。

まあ、敗戦のことよりも、

ヒトラーがどうやって政権を握って、

どうやってナチスの独裁を行ったのかっていう部分のほうが興味あるが。

そこんところをやった映画ってなんかあるかしら。

ゲッベルスが、わたしたちを選んだのは国民なのだから

国民が悪いみたいなことを言ってたけど、

ほんとなんでこういう人が選ばれてしまうのかってね。

なにかが終るときってのは、混乱して滅茶苦茶になって終っていくもんだというのは想像できる。

が、どうしてそれが始まったのかというのがいまいち想像できないのであるよ。

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