『必死剣 鳥刺し』を観た【映画】藤沢周平原作、豊川悦司主演、池脇千鶴、吉川晃司共演による時代劇



必死剣鳥刺し

これはなかなかいいですね。

政略の駒として使われてしまう平社員の悲哀というか。

うまく使われてしまうけども、

一矢むくいることで

死してなお生きた爪痕を残すみたいな。

たまりませんな、おっさんにとっては。

こういう話はサラリーマンの中年には

ずっしりくるんだよなあ。

年取ったおじさんが時代小説好きになるのもわかるね。

組織の中のルールに翻弄される個人っていうのが、

なんかフィクションなんだけど、

ノンフィクションの重さを感じちゃうんだろなあ。

若いとあんまりこういうのは響かない。

嫌ならやめてどっか行けばいいのにとか、

暴れりゃいいじゃねみたいに思っちゃうんだけど、

人はそうそう属してる組織から自由にはなれないし、

新しい場所を見つけるのも容易いことではない。

そういうのが実感として中年になってくるとあるから、

こういう時代劇にぐっとくるんだろね。

時代劇だと今よりも組織の縛りがきついから、

ドラマとしてのドラマチックさもでるんすよねえ。

なかなかよかったです。

豊川悦司が側室を殺害する始まり。

ミステリーな立ち上がりです。

普通なら即打ち首なのだが、

なぜか生かされる。

それがなぜなのかっていうのが後々わかってくるわけで。

岸部一徳はいつもながら悪いっすねえ。

岸部一徳は悪役がほんとに似合う。

計略を巡らせて平然と涼しい顔で

人を切り捨てることができる人っていうかんじの怖さがある。

吉川晃司もよかったなあ。

まさに侍。

正統派のサムライってかんじの佇まいが清々しい。

必死剣鳥刺しという奥義の使い方もよかったすねえ。

ああ、なるほど、

これ最後に来るぞ~来るぞ~、

おぅ!来た!みたいな。

前フリでどういう流れになのか予想がついて、

展開もそのとおりになるのだけど、

この場合、退屈だとか予想通りで

つまらないとは感じないんすよねえ。

あと池脇千鶴の熟女感がね、すごいね。

なんか熟してるなあってかんじのオーラぷんぷんなの。

背中がテカテカに黒光りしてるトヨエツとのラブシーンは

渋い時代劇に似合わないエローなムード全開でしたなあ。

トヨエツのだらしない体も妙にエロスだったすね。

ボヨンボヨンでおっぱいあるトヨエツと、

熟した池脇千鶴がまぐわうんだから妙に濃いエロスだった。

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