デヴィッド・クローネンバーグの『戦慄の絆』を観た【映画】




戦慄の絆

双子の絆って奇妙な絆だね。

ジェレミー・アイアンズが一人二役で一卵性双生児を演じてます。

かなり昔の映画なので、

今ならCGで簡単にできるんだろうけど、

ひとつの画面に双子が一緒に収まるシーンがありません。

あっても、動きのないシーンでちょこっとあるだけで、

あとは全部片方ずつ映る感じです。

一人の顔が見えてると、

もう一人は後頭部とか背中みたいな。

まあ、内容もあるようでないようで。

一卵性双生児で不妊治療専門の婦人科クリニックをやってる兄と弟。

外交的で口も立つ兄と

研究熱心で内気な弟。

外見はまったく同じだが

内面は真逆といってもいい。

そんなふたりはすべての体験を共有してきたんすよ。

それでうまくバランスがとれていた。

二人で一人みたいな。

その均衡が崩れていくドラマっすね。

切ろうとしても切れない絆といいますかねえ。

表裏一体、ニコイチだったものが、

バラバラになりたがるとどうなるか。

うーむ、双子ってどんな気持ちなんすかね。

自分そっくりの人間がいるって

どういう感じなんすかねえ。

監督はデヴィッド・クローネンバーグってことで、

ドラッグ中毒で頭がいかれた弟が

開発した手術器具がウネウネで気色の悪いデザインだったりと

クローネンバーグっぽいグロさはあります。

・原作:バリ・ウッド/戦慄の絆 (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション)

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