スケボー少年退屈日誌・・・『パラノイドパーク』を見ました【映画】

パラノイドパーク

スケートボーダー退屈日記。

これはなんかコメディっぽかったなあ。

監督はガス・ヴァン・サントで、

けっこうドキュメンタリーチックな映像作りをする人ですよねえ。

しかもカメラがクリストファー・ドイル。

冒頭、おじさん役で出てきたのがドイルぽかったので、

もしやと思ったらドイルがカメラマンしてた。

スケボーで一緒に滑ってるかのような

ライブな映像が印象的だったなあ。

内容はスケボー少年退屈日記みたいなもんです。

故意ではないにしろ人を殺してしまった少年が、

気持ちの整理をしていく様子を

時系列を事件前、事件中、事件後と、

ちょこちょこと変化させながら見せる。

時間が行ったり戻ったりで

どういう事件だったのかというのを

小刻みに見せていくので、

ミステリーな要素もあって興味を持って見続けることができた。

音楽の使い方が独特っすね。

まるでiPodで曲をランダム再生してるかのような感覚になる

音楽の入れ方だったなあ。

ウォークマンで音楽聞きながら

映画を見てるようなかんじがする音の入れ方。

まあ、でもあんまり深刻さというのはなかったなあ。

というのも人殺しが事故みたいなもので、

少年が自らの意思で殺したわけではないやつなので、

事故に遭遇して面食らった子供みたいな

話になってて、あまり特別な物語という空気はなかった。

人が死ぬシーンの見せ方があんまりうまくない。

なんかギャグっぽくなっちゃってんの。

ひどいというかショッキングな死に方だけど、

見せ方がどうもコントぽくて、

シリアスに見えないんすよねえ。

人が死んだということが、

少年に何か影響を与えてどうにかなるのか

というと、まあとくになにもないわけで。

犯人として刑事にとっつかまるというオチがあるわけでもなく、

やたらとセックスしたがる彼女に

辟易して別れましたみたいな話で終わるわけで。

あの彼女はたしかに鬱陶しいなあ。

付き合って初Hしてラブラブになってえみたいな

理想の計画があってそれをこなすことだけにしか興味がない女。

Hしたあとすぐに女友達に報告とかしてんの。

いやなやつだなあみたいな。

かといって、ちょっと不細工だけど、

いいこという女とデートとかするんだけど、

パンク風ファッションで

政治とか語っちゃう女もめんどくさそうなわけで。

人が死んだ、自分のせいでということも、

過ぎていく日常のなかでは

ただのひとつの通過していくイベントでしかないみたいな。

乾いた感じというか、

若者期特有のダルさというか。

内容はあんまりないみたいだけど、

ミステリー形式で見せてくれるから

楽しく見れたのがよかったかな。

オリジナル・サウンドトラック「Paranoid Park」

映画パンフレット



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