マージン・コール【映画】を観ました



マージン・コール

リーマンショックの裏側映画。

金融映画ですねえ。

まあ、なんでしょうか、

ハラハラとかドキドキのサスペンスはないですね。

なんていうか、

船が沈むとわかったやつらが、

いち早く救助ボートで脱出する話といいますか、

豪華客船が実はボロ舟で、

それに気づいた船長、船員が、

乗客に気づかれないように、

どうやって脱出するかみたいな映画なんすよ。

もう船が沈むというのは確定。

あとはどうやって自分たちが逃げるかみたいな。

そのたんたんとしたムードというか、

無意味な感じというか、

金融界ではこういうことがたびたび起こる、

また、例のあれさというかんじというか、

ただただ無駄で、

疲労感だけが残るっていうかね。

そのけだるさがよく出ててよかったね、その雰囲気が。

パニックが起こる寸前の前夜の物語なんす。

投資銀行っていったいなんなんだろう?みたいな。

不動産ローンを組み込んだ金融商品を売りまくってたけど、

実はその商品にはまったく価値がなかった。

このまま保有していると、

会社の資産をこえる損害を生むことになるということに、

気がついてしまうわけです、一人のエンジニアが。

そこからお偉いさんが招集されて、

対策を考えるのだが、

まあ、当然のように、全部売るということになる。

遅かれ早かればれるから、ばれる前に、

だまってバーゲンセールで売り抜けることで、

大損失を回避することにするわけ。

そのことで市場にパニックがおこって、

大混乱が引き起こされるのは確実。

まあ、良心の呵責を多少は感じるのだけど、

金融界ではこういう騒ぎは数年に一度、

よくあることさと気休めを言ってやりすごす。

金融マンエピソードが印象的っすね。

リスク管理部の人は、昔は橋の設計とかしてて、

作った橋によって迂回する必要が無くなって、

何万、何十万という人々の

車の中ですごす無意味な時間をなくすことができた、

それは有意義な仕事だったけど、

今のこの金融の仕事はなんの意味も無いとぼやくのだが、

同僚が気休めなのかなんなのか、

いや、車の運転が好きな人も世の中にはいるさと

なぐさめるのだけど、

数字のやりとりだけの仕事のむなしさを感じさせるシーンだなあ。

あと給料ね。

億を超える年収がごろごろしてるわけで、

まだ新人のやつがそんなに何に使うんですかと

疑問に思うのだが、

先輩は、税金、住宅ローン、車、外食、服、女、仕送り、貯金で、

きれいに使えてしまうと解説。

あればあるで使えるんすねえ。

まあ、なんとかショックというのが

4,5年に一度はおきてるような気がしますが、

中身はこんなんなんだろね。

ショックを引き起こす原因となる人たちは、

いち早く脱出して被害を最小にして、

金もってとんずら。

一番の被害をうけるのが間抜けな一般人というね。

それを繰り返しているわけで、

なんか生産性があるのかなあというね。

そのむなしさがすごく感じられる映画だったなあ。

サスペンスとかスリルはとくにないので、

退屈は退屈なんすけど、

その徒労感がよかったっすねえ。

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