あの戦争になぜ負けたのか/半藤一利・保阪正康・中西輝政・戸高一成・福田和也・ 加藤陽子【本】を読んだ

結局わかりません「あの戦争になぜ負けたのか/半藤一利・保阪正康・中西輝政・戸高一成・福田和也・ 加藤陽子」

なぜ負けたのか。

結局、わからない。

わからないというのは、

戦略がなく、

無謀な作戦ばかりで、

補給も考えず、

精神論で突き進んで

負けたというのはわかるのだが、

なぜ、そういう道を進んだのか

という点がわからない。

結果がわかっている現在の視点から

考えるから合理的でないと

思うだけで、

当時の情報や状況では

そういう方向に進むのは

仕方がないというもんでもなく、

当時も無謀な道だということが

十分わかっていた。

それだけの情報も理性もあったらしいのだが、

なぜか開戦に向かっていく。

それがなんか恐ろしいですね。

合理的に考えたら、

無理なんだけど、

なぜか無理な方向に進んでいく。

これはなんか怖いですね。

日常でもよくある。

これはダメだろうなあと

誰しもが思っていたとしても

誰も言い出さないし、

行動もしない。

で、結局、ダメだったとなって、

やっぱりそうだよなと思うとか。

たかだか100年ぐらい前のことなのに、

当時の軍部やらなんやらが

何を考えていたのか

よくわからない。

なんか怖いですね。

組織の縄張り意識で

物事が決定されるとか、

補給もなく餓死していく兵士を

大量に生み出す愚かな作戦を

強行する上層部とか、

軍といったら

当時はエリートですよねえ。

優秀なやつらが集まっても

うまくいかない。

まあ、全員が優秀だというわけでもないだろうけど。

お偉いさんはいつの時代も

保身と縄張り争いに忙しく、

下っ端は最前線で使い捨てにされる。

そういうもんですかねえ。

なかなかおもしろい本ですね。

海軍を持ち上げすぎっていうのは

まあ、そうですね。

山本五十六とか名司令官になってるけど、

開戦を回避させられなかったというとこでは

海軍も陸軍も天皇も同じだということでね。

【送料無料】あの戦争になぜ負けたのか

あの戦争になぜ負けたのか


感想(3件)


関連する商品

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック