グラン・トリノ

グラン・トリノ [DVD] / クリント・イーストウッド, ビー・バン, アーニー・ハー, クリストファー・カーリー (出演); クリント・イーストウッド (監督)




グラン・トリノ




いいっすね。

クリント・イーストウッド御大は、やっぱ西部劇だな。

ウェスタンやらせるといいんだなあ、やっぱ。

孤独な老兵、再び起つみたいなね。

トラウマをかかえて、

家族ともどう接していいのかわからない

孤独を抱える年老いた男。

その男が、まったくの異質なグループと接することで、

何かを取り戻す。

その礼に報いるというか、

自分なりの決着を自分の手でつけるというね、

最後までの流れがいいんすねえ。

現代劇なんだけど、中身は西部劇みたいなもの。

フォードの組み立て工だった男なんすよ。

いかにもなアメリカの頑固な白人じじいみたいな。

差別的なものの言い方もするし、

ひねくれ者っていうか、不器用な感じもあって、

息子とはうまくいってない。

朝鮮戦争に従軍したことがトラウマになってんの。

戦場で人殺ししたことの重荷をずっと抱えてて、

それが足かせとなって息子たちとも良い関係を作れないできたわけ。

そんな男が、

隣人のモン族とかかわることで、

変わっていく、自分をとりもどしていくっていうかんじっすかね。

イーストウッドの王道な映画作り。

わかりやすい。

下手したら陳腐にも感じられる展開に台詞なんすけど、

やっぱイーストウッドが演技すると重みがあるから、

見ていられるなあ。

さすが年の功というかなんというか。

おれの手は血で汚れているんだ!とか

なんか陳腐な台詞だなあと思いつつも、

なぜか説得力があるというか、違和感を感じない。

なぜだろうか。

やっぱり存在感というか、スターというか、燻し銀というか。

こういうストレートなドラマってイーストウッドぐらいだもんなあ、

うまくやるのは。

まあね。

なんか適当にうまく行き過ぎたなっていう感じもあるにはあるのだが。

最後の作戦も、全員が発砲するとは限らないわけだし、

息子や孫がいかにもなクズぶりで、

うすっぺらいなあと思ったりもするわけで。

でも、成立しちゃってるというかね。

喪失感を抱える主人公が、

新たな人、物事に出会ってその穴を埋めて、

その人々のために何かをするっていう物語の核がはっきりとしてるから、

細かい部分はまあいいかと思えるんだろか。

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