『新選組始末記』を見た【映画】子母沢寛原作、三隅研次監督、市川雷蔵主演の時代劇

「新選組始末記」 市川雷蔵、力入ってます。 信念ある男に惚れた男が侍の道に身を投じていく。 雷様はこういう男の世界の男の話が けっこう好きですね。 男気、気高さに惚れ込むみたいな感じの話。 新選組の近藤勇のまっすぐな心に惚れ込み、 新選組に入隊した男が まっすぐなだけでは済まない組織の裏側に幻滅し、 一度は好きな女との平凡な生活に戻ろうとするが、 やはり侍の世界を捨てることができず 新選組で生きていくことを決意する。 そんな感じの話です。 芹沢鴨を粛正する土方歳三らのやり方に 侍としての仁義がないと疑問を持つ市川雷蔵。 土方歳三を演じてる天知茂がなんか悪い顔するのが はまってておもしろい。 大らかでどっしりと構えてる近藤勇役は若山富三郎。 これもはまってたなあ。 沖田総司は、ニヤついた子供みたいな感じだった。 役者たちはなかなか。 映像はどうだろね。 うーむ、あんまり美しさはなかったか。 最後の池田屋での戦いは泥臭くなかなかの迫力があったね。 まあ、そんな感じです。 男が男に惚れ込んで 侍としての美意識を持って生きていくっていう話。 その侍としての気概が行き着く先は血が流れるだけかもしれない。 後に残された女の寂しさ。 普通の幸せを捨てて 主義志向に生きる。 そこにあるある種の美しさの話だろね。

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『大日本帝国』を観た【映画】舛田利雄監督、笠原和夫脚本による太平洋戦争を舞台に、戦争に巻き込まれていく人々の悲劇を…

「大日本帝国」 長い。 なんせ3時間あります。 途中に休憩ありますからねえ。 でもね、やっぱ戦争映画っていいね。 戦争万歳っていうわけじゃない。 戦争を知る取っ掛かりとして 戦争映画とか戦争小説とかを たくさん見たり読んだりするのが いいのではないかと思ったね。 作られた時代によって 戦意高揚的だったり娯楽的だったり 自虐的だったり 英雄的だったりいろいろあるし、 出演者や監督によっても どう映画を描くか違うし、 外国資本のものだったりしたら また、邦画とは一味違うしで、 どれか1作品で全体を知ろうとするよりも いろいろ見て面でとらえるようにするのが 正解なのかなと。 だって本当の戦争なんて わかりっこないわけで。 今作はなかなかよかったですね。 戦争は悲惨ということを感じた。 兵隊になって戦場に行く男たち。 戦場で死ぬのも悲惨。 生き残って帰ってきても悲惨。 俺は生き残ってしまった、 あいつは死んで俺は生きていることが 申し訳ないと生きる気力を失ったあおい輝彦。 そんなあおい輝彦をしっかりしてよ、 私はあんたのものなのよと おっぱいを触らせて励まそうとする関根恵子。 いやー、なんかわかる。 子供と私のために生きてというメッセージ。 女は強し。 熱い肉体の力によって生きる…

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『人生劇場』を見た【映画】尾崎士郎の小説を深作欣二、佐藤純彌、中島貞夫の3監督が映像化

「人生劇場」 大河ドラマ。 監督が3人もいるんだぜ。 深作欣二・佐藤純彌・中島貞夫。 どういうことで監督3人になったんすかねえ。 なんか昔の侠客とかバンカラとかの話みたいっすね。 地方の落ちぶれた商人かなんかの息子が 東京に出てきて大学で学生運動したり 作家になったりと激動の人生を生きていくのを 女をからめて描くみたいな。 あとは松方弘樹演じるやくざ者の人生の話。 こっちも女がらみ。 だから特に結論はありません。 この先も、彼らの人生は続くのであった、 完、ってな終わり方です。 好き合ったのに別れてしまった男と女。 そういう話なので 当然濡れ場が満載で 女優が脱ぎまくってます。 普通にヌードになってますけども、 今、こういうのってあんまりないっすよねえ。 マイナー系の映画で脱いでるとか、 アート系で脱いでるとかはありますけども 大衆ドラマど真ん中みたいなメジャー系作品で 女優が何人もっていうのはないなあ。 松坂慶子、中井貴恵、森下愛子らのヌードが見れます。 みんな若いので綺麗な体してますよ。 森下愛子と永島敏行は「サード」を思い出したなあ。 そういやこの二人は「十八歳、海へ」でもラブシーンやってたなあ。 永島敏行は松坂慶子を抱いてからの森下愛子です。 中井貴恵の相手は松方弘樹からの風間杜夫。 嫌いになって別…

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