『藪の中の黒猫』を見たんだ【映画】

2017/04/10 08:08
お母さーん。 おっかあでもなく母上でもなくお母さん。 平安時代を舞台にした妖怪化け猫ものの体裁で 母と子、夫と妻の愛情、 戦乱の世のむなしさを描く。 モノクロが美しいですね。 平安時代には白黒映像が良く似合う。 というのは、平安ぐらいだと まだ夜は真っ暗で闇の世界が幅を利かせてるじゃないすか。 その闇の中に物の怪や怪異が潜んでいても おかしくない。 そういうムードが平安にはあるから モノクロで表現..

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『心』を見たんだ【映画】

2016/12/11 08:19
心 [ 松橋登 ] なかなかおもしろかったです。 夏目漱石の「こころ」をATGで映画化したもの。 原作は中学生ぐらいのときに 読んでなんかおもしろい小説だなあって 思ったのを覚えてます。 なんかミステリー小説っぽくて 先が気になって夢中で読んだ気がします。 友を裏切った罪の意識の物語というよりは 過去に何があってあの人はこうなったのかという 謎に迫っていく形式が 夢中で読ませたんだなあ。 また青空..

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『湯殿山麓呪い村』を観た【映画】

2016/02/27 20:03
湯殿山麓呪い村 [ 永島敏行 ] 奇妙なミステリ。 横溝正史系の過去の因縁で禍々しい殺人事件が~ っていうやつのフォーマットなのだが、 奇妙なことが 登場人物が全員、殺人事件に興味を持っていない。 密室殺人が起こるのだが、 誰も事件に興味を持っていないのです。 これはすごい奇妙でしたねえ。 こういう過去の因縁ものって、 過去の事件と現在の事件の関係、 犯人は誰か、 犯行動機は何か、 密室のト..

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『音楽』を見た【映画】セックス、不感症、近親相姦、精神分析をテーマにした三島由紀夫の原作小説を増村保造監督が映画化

2014/06/29 20:57
「音楽」 三島由紀夫の精神分析ミステリー。 こういう小説も書いてたんすねえ。 不感症の女が精神科医のカウンセリングによって 不感症を引き起こしている心の問題を 解消していく話。 なんか生々しいです。 オープニングの映像からして でっかいハサミがちょっきんちょっきん動く後ろに 全裸の女がいるという前衛芸術みたいな映像なんすよ。 ハサミっていうのが重要なキーとして 何度も出てくるのだが その見せ方がな..

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『北斎漫画』を観た【映画】浮世絵師・葛飾北斎の生涯を緒形拳、田中裕子、樋口可南子、新藤兼人監督らで映画化

2014/04/03 20:08
「北斎漫画」 こってりしてるなあ。 やっぱこの時代の役者のちからって半端ないっすね。 そんな馬鹿なというアホなシーンでも 成立させてしまう役者の人間力といいますか。 演技力がどうこうというよりも、 なんだろな、熱量というか ヒトとしての肉体の躍動感というか、 そういう熱で見せるみたいな感じがするんだよなあ、 この時代の俳優って。 緒形拳、西田敏行、樋口可南子、田中裕子。 なんなんすかねえ、この迫力という..

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『でんきくらげ』を見た【映画】増村保造監督、渥美マリ主演、水商売の世界でのし上っていく女の生き様ドラマ

2014/02/13 07:02
「でんきくらげ」 渥美マリと川津祐介の棒読みの応酬が癖になる。 渥美マリと川津祐介だけが 妙に棒読みというか カンペを見ながら読んでいる風にセリフを言うんすけど、 増村保造監督の演出なのか、 それとも演技スタイルがそうなのか。 まあ、よくわかんないすけどね。 たくましい女の話です。 くらげというと、「しびれくらげ」っていうのもあったなあ。 あれも渥美マリと川津祐介の棒読みが くせになる感じだった..

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