『赤線地帯』を観た【映画】

「赤線地帯」 赤線ってなんで廃止されたんすかねえ。 あれはあれで公の存在として あったほうがよかったようなよくなかったような。 地下にもぐるぐらいなら、 表でちゃんと税金もとってやったほうが まだましなんじゃないかと。 あったらあったでいろいろと問題というか、 ドラマがおきちゃいますけどねえ。 議会で赤線廃止法案が決議されそうな時代の赤線が舞台のドラマです。 いろんな女が働いてる。 事情がそれぞれあるんすよ。 若尾文子はやり手。 A級の風俗嬢っていうかしたたかなんすよ。 No.1人気で男から引っ張れるだけ金を引っ張る。 金をしこたま貯めこんで、 最後は布団屋を自分で始めちゃうわけ。 これぞできるお水の女ってかんじっすねえ。 稼げる商売として割り切って稼ぐだけ稼ぎまくるっていうのは、 難しいもんです。 水商売の人って稼ぎも大きいけど、 浪費癖があって無駄遣いもすごいのが多いんすよねえ。 貯め込める人ってあんまいないっすよねえ。 ほかには、肺病の夫の代わりに家計を支えている主婦がいたり、 息子と離れ離れに暮らしてるやつがいたり、 神戸から売られてきたやつがいたりで

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お茶漬の味

お茶漬の味 小津安二郎監督の人情ホームドラマ。 なんでしょうね、この違和感ありありの映像は。 内容はたわいもないような、いかにも日本的な内容、 倦怠期もあるし不満もあるけど、 やっぱり夫婦は夫婦、 やっぱりなんだかんだいってもお茶漬けがおいしいね、 家庭ってこういうもんだよねっていう話なんすけど、 映像はシュールですね。 役者がカメラ目線でたんたんと喋る小津安二郎独特の映像。 あれはかなり変に感じるなあ。 ホームドラマをシュール映像で撮ったみたいな。 小津安二郎って日本の心を撮った監督っていうイメージなんすけど、 けっこう先鋭的な映像作家なのかもしれませんね。 まあ、小津安二郎の映画、あんまり見てないからよくわからんけども。 「東京物語」ぐらいしか見たことないな。 あんまり見る気がしないんすよねえ、この年代のやつは。 フィルムが古いからなのか、音と映像が悪すぎる。 とくに音がどうしようもない。 ひどいぜえ、この音は。 録音レベルが低すぎて、いつもよりボリュームをプラス10しないと、 なにを言ってるのかまったく聞き取れなかった。 どうにかならんもんかね。 印象に残ったシーンは3つぐらいかな。 パチンコ屋の笠智衆が、パチンコなんぞが流行る時代はろくな世の中じゃないというところ。 手打ちパチンコでパチンコが出始めの頃なんすけど、 …

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