『稲妻』を見たんだ【映画】

一刻も早く親類から離れて暮らす、 それが吉ってことっすねえ。 近くにいるからグダグダと 無理難題を吹っかけてきたり、 金をたかってきたり、

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『大江山酒天童子』を観た【映画】田中徳三監督、長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎、本郷功次郎出演の大時代絵巻

「大江山酒天童子」 オールスター絵巻物ってやつだなあ。 長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎などなどに 左幸子に山本富士子に中村玉緒など。 豪華っすねえ。 映像に華があるっていうかねえ。 お話もいいんですよ。 怪奇時代劇って感じで、 妖術とか出てくるし、 でっかいクモとか牛とかいい味でてます。 やっぱ時代劇は平安がいいっすね。 藤原道長が権勢をふるう時代。 侍はまだ天下をとってない時代。 都に跋扈する盗賊、魑魅魍魎。 いいねえ、この雰囲気。 道長の横暴により妻を奪われ復讐を誓い酒天童子となった男。 酒天童子討伐を命ぜられた源氏の頭領、源頼光。 酒天童子の家来となった盗賊。 若い女や老婆に化ける妖怪変化の鬼。 そこにからむ女たち。 そんなこんなで楽しいです。 市川雷蔵の凛々しい侍ぶり。 勝新太郎の身のこなしの達者なこと。 中村玉緒の可愛らしさ。 実に男たちがかっこ良く、 女たちが艶やか。 こういう華やかさのある時代物っていいですね。 きらびやかな衣装に身を包んだ役者たちが 衣装に負けてないもんなあ。 長谷川一夫の顔のでかさったらものすごいですよ。 着ぐるみかってぐらい頭がでかい。 眼力で部下を黙らせるみたいなシーンがあるんすけど、 あのでかい顔でギョロッと睨みをきかせると 確かに相手は引くし…

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『女系家族』を観た【映画】山崎豊子原作、遺産相続を巡る三姉妹の骨肉の争いドラマ

「女系家族」 え~げ~つ~なぁ~。 えげつないっすねえ。 姉妹の遺産相続争いドラマなんすけども、 これがめちゃくちゃえげつなくて面白いのです。 老舗の呉服問屋の主人が亡くなって、 繰り広げられる遺産をめぐる 金と意地と見栄と強欲のぶつかり合い。 人の嫌な面、いやらしい情念、浅ましさが これでもかと展開する。 いやー、これはどぎつい見世物ですな。 この呉服問屋は代々女系なんすよ。 男の跡継ぎが生まれないので、 娘が婿養子をとってるのです。 今回も娘が3人で息子はなし。 長女はよそへ嫁入りしていたが、 離婚して出戻りで家にいる。 次女は長女が結婚したときに 婿養子をとらされて夫が呉服問屋で働いてる。 三女はまだ子供っぽい大学生。 この三人のつばぜり合いの中、 絡んでくるのが愛人の若尾文子。 そして遺言執行人の大番頭。 この5人による遺産相続でどんだけ自分の取り分を大きくするかの 争いのドラマです。 これがおもしろいんだなあ。 長女は一番年上なのだから多くもらうのが当然と 日舞のお師匠さんをアドバイザーにしてごねまくる。 次女は長女の我儘し放題に我慢がならないし、 実質事業を継いでるのは自分たちなのだから もっと多くもらって当然とごねる。 三女はあっけらかんとサークル仲間と遊ぶ金が 多ければ多いほど楽しいわ…

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市川雷蔵の『眠狂四郎 魔性剣』を観た【映画】

「眠狂四郎 魔性剣」 どっかで観たような展開だなあ。 見てて、あれ?これって見た作品だったっけと 何回か思ったのだが、 確かに初見なのだが。 シリーズも6作目ともなると、 似た展開ばかりになってしまうのだろうか。 どことなく、市川雷蔵様も適当感があるというか、 演技に身が入ってないように見えるのだが。 魔性剣という題名で 罠と知りつつ魔性の肌を抱き、陶酔の一瞬に殺気を斬る!とか紹介文にあるので、 艶っぽいシーンでもあるのかと思ったら、 そういうのは特にありません。 尼僧の追手が抱いて!とか言うとこありますけど、 特に色っぽくはないしなあ。 オープニングの武家の女が私を買ってくださいというとこも、 眠狂四郎は金だけやって抱かないし。 何が魔性なのかはよくわからない。 お家騒動に絡んで子供を守る守らないっていう話なんすけど、 まあ、迫ってくる敵を眠狂四郎がいつもの 円月殺法でなぎ倒していくみたいな。 押さえるポイントは押さえているけども、 この作品ならではの特徴がないというかなあ。 そんな感じです。

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