『天国と地獄』を見たんだ【映画】

>天国と地獄 [ 三船敏郎 ] 前半は好きなんすけど、 後半があんまり好きじゃない映画ですね。 黒澤明監督のミステリーサスペンス。 やっぱり三船敏郎ですなあ。 前半の主役は三船敏郎で、 後半は仲代達矢と山崎努が主役になるんすよ。

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『安珍と清姫』を見た【映画】島耕二監督が市川雷蔵と若尾文子共演で描く、道成寺伝説に基づく悲恋の物語

「安珍と清姫」 うーむ、なんだかなあ。 いやあ、市川雷蔵と若尾文子は最高。 いいですね。 煩悩にもだえ苦しむ若きハンサム僧侶の市川雷蔵。 勝ち気で男は皆、われの前にひれ伏すのじゃと 美しさと自信に溢れた美女の若尾文子。 いいんですよ、この二人。 色気ある二人です。 話がいまいちっていうかねえ。 始まりと展開はいいんだけど、 終わり方がなんだかすっきりしない。 もともと安珍・清姫伝説っていう伝説があるらしいっすね。 伝説は細かいところが 微妙に違うバージョンがいくつもあるみたいっすね。 大まかなところでは女のほうが一方的に 安珍に迫っていって安珍はあの手この手で逃げまくる。 怒った女は蛇になって安珍を追う。 あんちんは寺の鐘の中に隠れるが 蛇になった女は鐘に巻きつき安珍を焼き殺してしまう。 そして蛇は入水して自殺。 二人は転生して成仏しましたとさで 法華経はありがたいよってことらしいのです。 この映画では安珍のほうも清姫にホの字なのです。 でも、仏に仕える身で女人にいれこむなど 修行が足りないと我慢するわけですけども、 清姫の猛烈プッシュに陥落しちゃう。 清姫のほうは、自分を遠ざけようとした安珍が 気に食わなくて誘惑するのです、最初は。 男なら誰もが自分を求めてくるのが当たり前と 思ってるプライドの高い美女なんすよ…

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『道場破り』を観た【映画】山本周五郎の「雨あがる」を長門勇、丹波哲郎の共演で脚色映画化した時代劇

「道場破り」 長門勇演じる浪人の達人具合がおもしろい。 なんかね、達人過ぎて 逆に素人臭い動きに見えるんすよ。 全然、大げさじゃないの、動きが。 全然、力入ってないんすよ。 刀を菜箸かなんかみたいに軽々と振り回す。 動きも最小限。 はいはい、これをね、こうしてね、 ここではらって、こっちで叩いて、 まわしてついて、はいはい、どーんみたいな動き。 相手の動きを完全に見切ってるので、 間合いの計り合いとか 駆け引きとか一切ない。 流れ作業で簡単に片付ける。 刀で斬りかかってくる相手を 棒きれでさばいてるみたいな感じ。 相手との技量の差が大人と子供以上にあるので、 長門勇の動きがなんとも滑稽というか、 あっさりしすぎてて剣豪には見えないのが おもしろかったですね。 もう一人、達人の役で丹波哲郎が出てくるのだが、 こっちはちょっと長門勇とはタイプの違う達人。 豪快な感じがするパワータイプっていうかね。 そんな感じ。 まあ、長門勇の軽々とした剣の達人ぶりは コメディチックで時代劇ってこういう軽いのもあるんだ とけっこう意外性でおもしろいっすね。 こういう時代劇もあるんだなあと。 けっこうコミカルなんすよ。 音楽とか演出も。

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『昨日消えた男』を観た【映画】名探偵徳川吉宗、市川雷蔵主演、森一生監督による時代劇ミステリー

「昨日消えた男」 渋いジャケット写真に昨日消えた男という 何かを期待させる題名。 時代劇ミステリーというのは知ってたんすけど、 てっきりシリアスものなのかと思ったら、 コメディだった。 トーンは名探偵コナンのノリです。 市川雷蔵が演じるのは将軍徳川吉宗。 暇を持て余し、不眠症になった吉宗は 大の推理マニア。 暇つぶしに岡っ引きになって、 実際の事件を解決するという遊びを思いつく。 公家との会合が迫る中、 殿には困ったもんだと大岡越前は 解決済みの事件を適当にあてがうのだが、 それに気がついた吉宗は大岡たちを巻く。 そんで殺人事件に出くわす。 そっから吉宗が探偵役となって事件を調べていくわけ。 名探偵将軍様ってわけ。 相棒は浪人の宇津井健。 まあ、なかなかおもしろいことはおもしろいんすよ。 最後のオチとかも気が利いてるし。 正体を隠していたのは探偵だけではなかったという驚き。 映画の始まり方もいいんすよ。 幽霊船のエピソードから始まって、 これはおもしろそうだと期待させるわけです。 でもなあ、捜査の進み方がなあ、あんまりなんすよ。 子役がちょいちょい登場して 何か言ってるのだが、 滑舌が悪すぎて何を言ってるのかよくわからない。 もっとちゃんと喋れる子役を使ってほしいっすね。 展開がよくわかんなくなっちゃうんだ…

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