小津安二郎監督『淑女は何を忘れたか』を観ました【映画】

「淑女は何を忘れたか」 あらすじ・内容 奇妙な家だなあ。 あの家の間取りってどうなってんだろ。 天井が異常に高いし、 和室の並びもなんか変だしなあ。 けっこうなお屋敷なんすけどね。 内容はけっこうおもしろいドラマでした。 夫婦のドラマっすね。 なんか今はこういう関係の夫婦ってあるんすかねえと ものすごく懐かしく感じたなあ。 ビンタされて惚れ直すみたいなのって 今はないだろな。 今の若い夫婦はビンタされたら、 刃物持ち出すみたいな関係なんじゃないか。 奥様友達と気ままに茶飲み話する妻。 その妻に遠慮して頭が上がらない風の夫。 そこに大阪から姪が遊びに来ていて、 彼女は自由奔放に振るまう。 おじさん、なんで奥さんに遠慮してんの? もっと夫というのは威厳をもたなあかんで? たまにはビシっと殴るぐらいじゃないと 奥さんが増長してしまうんやみたいな 威勢の良い姪なんすけど、 夫は、まあまあ、夫婦っていうのはね、 奥さんが夫を管理してると思ってるぐらいがちょうど良いもんだと諭す。

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『座頭市の歌が聞える』を観ました【映画】

「座頭市の歌が聞える」 座頭市の歌は聞こえない。 座頭市シリーズ13作目ということで、 座頭市はけっこう見てるので、 10作目を超えてくるとなんか前に観たことあるかな みたいなシーンが多くなってきますね。 太鼓を叩いて市の聴覚を撹乱しようとしたりするのは なんか別の作品でも似たようなやつがあったような気がしたし、 宿場町でやくざ者が一般市民を苦しめて、 市が立ち上がるっていうのも なんか見たなあっていうかんじなので 目新しいところがあんまりなかったっすねえ。 ポイズンママ小川真由美が出演してるけど、 勝新太郎とはあんまり関係のない役柄だったし。 最後に勝新と対決することになる浪人、天知茂と恋仲という役でね。 まあ、なんというか好きな男のために落ちぶれてしまった女と、 その女を幸せにすることができない男の 悲しい物語みたいな雰囲気ですけど、 それがメインというわけでもなく、 サイドストーリーなかんじの扱いでしたなあ。 まあ、なんかちょっと面白かったのが、 琵琶法師の存在ですかねえ。 同じ盲なんすけど市とはちょっと違う。 すべてお見通しみたいなキャラクターでね。 市を諌めたりするんすよ。 からかってくるチンピラを見事な剣技で威圧する市。 その市の強さを目撃して、 その力に憧れる子供。

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