『オデッセイ』を見たんだ【映画】

オデッセイ(字幕版) 僕には帰れる場所があるんだ、 こんなにうれしいことはないってことっすねえ。 あんまりおもしろくはなかったです。 でも、最後の帰還で号泣。 号泣といっても実際は泣いてませんけどね。 こういう遭難帰還ものってどうなんすかねえ。 ひとりぼっちで取り残されて、 いろんな困難が襲ってきて それを知恵と勇気で乗り越えての帰還。 そういうストーリーなのはもう見る前からわかってるわけで。 だから見ていて、 いろんな問題が持ち上がって危機が迫るけども マット・デイモンは死なないし ちゃんと地球に戻れるんだろなと 頭の片隅に常にそれがあるので いまいち深刻になれないのです。 それにマット・デイモンがものすごい優秀な植物学者で いろいろな知識も持ってるし、 ムキムキマッチョマンで行動力はあるし、 陽気に振る舞って自分を鼓舞できる強靭な精神力の持ち主だし、 火星に残された装備や物資はけっこう充実してるしで

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『ミケランジェロ・プロジェクト』を見た【映画】

ミケランジェロ・プロジェクト [ マット・デイモン ] なんか昔のオールスター系戦争映画みたいだった。 ナチスに強奪された美術品を 取り戻すことを目的に結成されたチームの 活躍を描いてます。 みんな美術に詳しい奴らで 軍人らしい軍人はいないのです。 だから戦争映画なんすけど、 血みどろの戦闘は描かれません。 彼らは最前線で戦う兵士ではないので、 戦闘はほとんどない。 スケールの小さい個人の小競り合い程度の 戦闘しかなくて 映画のトーンはどこかのんびりムードが漂っています。 ジョージ・クルーニーのお仲間で やってるからっていうのもあるのかもなあ。 知ったお仲間同士のまったりムード。 そういうのもあるんだろう。 どことなくコメディっぽいし。 まったりムードはいいんだけど、 ナチスが強奪して どっかに隠してる美術品を追っていくという かなりなアドベンチャーなのに あんまり大変な感じがしないし、 陽気にのんきにお仲間で 楽しくやってますみたいな感じなので 見ててあんまり盛り上がらないんすよねえ。

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『インターステラー』を見た【映画】クリストファー・ノーラン監督、マシュー・マコノヒー主演のSFドラマ

「インターステラー」 これは古典SF小説が好きな人には たまらないだろうなあ。 アーサー・C・クラークとかハインラインとか、 そのへんのやつが好きな人には。 宇宙へのロマン、 時間の経過によるすれ違いと巡り合い。 そういうのたまらんですなあ。 ワームホールがどうした、 ブラックホールがどうしたとか もう最近はそういう宇宙の神秘なことって 大きなロマンとしては描かれないし、 時間についても せいぜいタイムスリップものとかだし いまどき流行らない要素なんすけど、 この最新映画のインターステラーは そういう古臭いものだけで 構成された映画といえるんじゃないすか。 映像すらも古臭いんすよ。 宇宙ステーションへのドッキング映像を見て これってミニチュア撮影じゃないのか、 どう見てもプラモデルっぽいなあと感じた。 昔のウルトラマンの特撮を見ているような 感覚になる映像なんすよ。 そしたらやっぱこの映画はCGじゃなくて 特撮で映像を作ってあるらしいじゃないすか。 いやー、いいですね。 宇宙船の質感。 あのロボットのデザインも最高。 最初に出てきたとき 何かの冗談かと思ったけど。 だってダンボール箱を積み上げただけの うそ臭いデザインに見えたから。 レトロすぎじゃないかと思ったなあ。 あれでどうやって動く…

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『オーシャンズ13』を観た【映画】ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットらによる人気クライムコメディシリーズ第3弾

「オーシャンズ13」 え?オーシャンズ13なんてあったの?っていうのが 最初オーシャンズ13を見かけたときの感想。 なんかヒット作の続編を装ったまったく関係ないけど 題名はそれっぽいのがついてるみたいな そういうたぐいのやつかと思ったら ちゃんとした続編で驚いた。 ジョージ・クルーニー軍団は出演してるし、 監督はスティーブン・ソダーバーグだし、 敵役はアル・パチーノときてるし ちゃんとしてるじゃないかと思って見始めたら 中身はひどかった。 オフの片手間に映画作りました~みたいな気の抜けた雰囲気がすごい。 じゃあ、マット、今日はこの衣装着て こっからここまで歩いてこの台詞言ってくれ、 じゃあ、スタート、カット、OKみたいな感じで作ってそう。 出演者、誰一人、どういうストーリーか把握してないし、 どういうシーンなのかも知らずに 用意された衣装に台詞に動きをしてただけみたいな雰囲気が 全体に漂っている。 まあ、リラックスしててそこがいいみたいな言い方もできるけども、 なんだこりゃと思うほうが強い。 ストーリーも全然ちゃんと考えてないんすよ。 ふんわりしてる。 最初にアル・パチーノがクルーニー軍団の一員のおっさんをだますとこも 騙してるんじゃなくて ただたんに暴力で脅してサインさせただけで 全然芸がない。 罠をはって騙したんじゃなく…

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『エリジウム』を見た【映画】「第9地区」のニール・ブロンカンプ監督がマット・デイモンを主演に迎えて放つSFサスペン…

「エリジウム」 やっぱりこうじゃなくちゃなあというね。 自らを犠牲にして成し遂げたいことがある。 そして散っていくのなら それは本望だっていうね。 思い出や幼い時に感じた思いに 殉じていく男。 しびれないわけがないぜ。 自己犠牲によって誰かを救うという話はあるけども、 最後は、奇跡が起こって 主人公は犠牲にならなくてもよくなって 作戦はうまくいくし、 敵は殲滅できるし 自分も死ななくてもいいしで あれもこれも総取りで、 なんかハッピーでした的なエンディングになるものも多いけども、 やっぱこれだね。 何かを得ようと思ったら、 何かを失うことになる。 たとえ自分自身を失うことになっても、 そっちを選ぶというところに ドラマやロマンを感じるわけで。 いやー、もう泣いちゃいましたな。 マット・デイモンあそこまでしてんのに、 最後は思い出に死すみたいな。 被曝して死にかけ。 改造手術でパワードスーツと接続。 銃撃戦でドッカンドッカン。 そうまでしてやっとエリジウム来た~っなのに、 恋した女やその娘のために 自己を捨てる。 殉教者、救世主っていうのはこういうものなのかみたいな。 状況を一変させるような革命的なことをなす人間というのは、 大きな野望とか、大きな思想とかが あって何かを成し遂げるんではなく…

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