『マラヴィータ』を見た【映画】ロバート・デ・ニーロ主演、リュック・ベッソン監督によるコメディ

「マラヴィータ」 ロバート・デ・ニーロのコメディ映画。 なかなかおもしろかったっすねえ。 最初から半分ぐらいまでは。 最後がちょっとイマイチだったなあ。 出だしは上々。 なんか普通のありふれた家族の引っ越し風景。 フランス生活が始まるアメリカ人家族。 普通なんだけど、 ところどころ、あれ?みたいな。 車が臭えと息子がぼやいてたのを 父親のデ・ニーロは犬を洗ってやらないからだと 言っていたが 実はトランクに死体があって それが臭っていた。 家族に気づかれないようにそれを庭に埋めるデ・ニーロ。 ミシェル・ファイファーは 買い出しに街の食料品店に行くが 店員の態度がアメリカ人をバカにする態度だったことに ブチ切れて店を爆破。 娘は学校でナンパしてくる男グループに うんざりしてラケットでボッコボコにする。 息子は学校の人間関係やグループを調べて いじめっこを撃退する。 みんな普通な感じなんだけど 全然普通じゃない家族なんすよ。 それがおもしろくて楽しい感じでしたねえ。 ロバート・デ・ニーロはマフィアの大物だったんすけど ファミリーを売って証人保護プログラムによって 偽名で各地を転々としてんの。 売られたマフィアのドンはお冠で 殺し屋を使ってロバート・デ・ニーロを探してる。 ロバート・デ・ニーロを担当するFBI…

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『終戦のエンペラー』を見た【映画】岡本嗣郎の「陛下をお救いなさいまし」を原作にした歴史サスペンス

「終戦のエンペラー」 天皇に戦争責任があったのかなかったのか。 ミステリーですね。 GHQのマッカーサーは日本の統治を成功させるために 天皇をどう扱うのかの決定を迫られていた。 戦争にゴーサインを出した戦犯として裁くのか、 それとも戦争責任はないと判断するのか。 アメリカ本国では天皇を戦争犯罪人として裁く声が盛り上がっていた。 天皇の言葉は日本国民に絶大なる影響力を持つがゆえに 天皇の処遇を間違えば 国民の武装蜂起を呼び込みゲリラ戦が起きることも予想される。 そういう状況下で、 その決定のための調査を命じられたのがボナー・フェラーズ准将。 親日家で日本人の精神性を理解していた人らしいっすね。 そんで関係者に会って証言や証拠集めに奔走するのだが なかなか協力が得られないし、 確たる証拠も集まらない。 それでどうなるかみたいなミステリーな話でした。 それと平行して、准将と日本人女性とのロマンスも描かれます。 史実とフィクションがないまぜになってるらしいので これはどういう見方をすればいいのか難しいなあ。 うーむ。 敗戦した日本の再建を 真面目に考えていたアメリカ人と日本人がいたということでしょうか。 陛下は素晴らしいということでしょうか。 よくわからない。 歴史ものってどういう風に物語化するのか難しいっすね。 史実に基づいて作ったとし…

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「ナチュラル・ボーン・キラーズ」を見た【映画】

「ナチュラル・ボーン・キラーズ」 悪夢のジェットコースター。 凝った映像ですねえ。 斜めってる映像とか、 極端なアップにズームやなんやら、 アニメを挟んでみたりと 短いテンポで次から次へと コラージュしていく映像ジェットコースター。 それだけの映画だなあ。 殺人カップルの話なんすけど、 なんか深刻なドラマとかはないです。 カップルが主人公ですらない。 この悪趣味さが現代社会の姿だみたいなことになるんすかねえ。 殺人をショーとして消費してしまう現代社会の いびつな姿を浮き彫りにするみたいな。 だからこの映像ジェットコースターな作り方、 そのものに意味があるわけで、 こういう映像作りで何かを言いたいわけじゃなくて こういう手法であることそのものが目的。 手段が目的なパターンの映画ですかねえ。 だから刺激的ではあるのだけど、 思いっきり空っぽでもある。 空っぽであるということを こういう刺激的な映像コラージュにすることで強調する。 だからアート映画なんすよねえ。 現代美術的な映画。 だからものすごく醜い醜悪な映画でもある。 かっこいいとかいかしてるとか センスがとんがってるとか思うだろうけど、 愛着とかなんか好きなんだよねとか、 ここがいいんだよなあとか、 そういう感情は湧いてこない作品なんすよ。 …

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