『ランナウェイ/逃亡者』を見た【映画】ロバート・レッドフォード監督・主演、社会派サスペンスドラマ
「ランナウェイ/逃亡者」
サスペンス・アクションではないです。
あらすじだけ読むと
逃げる追うの逃亡者ものっぽいんすけど、
サスペンスもアクションもメインではない。
いや、逃亡はするんですよ。
FBIも追いかけるんですよ。
でも、そのスリルとかハラハラをうまくは描けてない。
何十年も昔にやりのこしたことにけりをつける話で、
これはサスペンスやアクションの要素はなしで
ヒューマンミステリードラマ風にやるのが
ぴったりなんじゃないかと思ったなあ。
ロバート・レッドフォードの監督作はこういうの多いっすね。
一見、渋いとかいぶし銀とか言われそうな感じで
いい感じふうに思えるんだけど、
出来がよくないだけなんじゃないかみたいな。
サスペンスアクションの要素はいらなかったなあ。
FBIは間抜けという描かれ方してるし、
三流新聞記者はなぜか簡単に事件の真相を知るし、
こんなんだったらFBIも記者もいらないよ。
間抜けFBIと得意技はググることの凄腕三流記者が
出てくることで話が安っぽくなっちゃってるから。
そんなことよりも、
何十年も逃げ続けるかつての過激派たちが
長い逃亡生活のなかでどう変わったのか
変わらなかったのかという部分に焦点をあわせた
人間ドラマを見せて欲しかったなあ。
ロバート・レッドフォードが何を考えてるのか、
どう変わっ…