STRIPPER / 沢田研二

STRIPPER





STRIPPER / 沢田研二


ジュリーの代表曲のひとつストリッパーが収録されてるアルバム。

ジャケット写真がけっこうかっこういいっすね。

早川タケジによるアートワーク。

サウンドは、ドラムが印象的。

ズッタン、ズッタン、ズコココココッみたいな。

けっこうサウンドの比重がドラムスよりみたいな気がするのだが、

ジュリーの声よりもドラムとかベースがよく聞こえる

サウンド作りになっているような気がするのだが。

ロンドンでレコーディングしたということで、

これは、当時のロンドンの流行の音作りなのか。

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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎

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男はつらいよ 花も嵐も寅次郎


沢田研二出演の男はつらいよ。

マドンナ役は田中裕子。

ジュリーと田中裕子のロマンスがこの映画から始まったとか。

作品としては佳作ですかねえ。

いつもながらの寅さん節。

安定感はあるので、普通に面白く見れたね。

最初はなぜかミュージカル。

ウェストサイドストーリーみたいなやつ。

街の色男ジュリーが、今夜の獲物を物色。

店員の倍賞美津子に目をつけナンパしようとしたところ、

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チャコール・グレイの肖像 / 沢田研二

チャコールグレイの肖像




あのままだよ「チャコール・グレイの肖像 / 沢田研二



やっぱこの年代の音が落ち着くなあ。

ジュリーはやっぱ70年代だなあ。

70年代の音がやっぱ耳に合うね。

80年代中期後期のやつって今聞くと中途半端に古い感じがするのだが、

70年代の音は逆に古さが新鮮に感じる。

あと10年ぐらいたてば80年代の音もいいかんじに聞こえるのかも。

このアルバムはロックアルバム。

70年代ロックっすね。

作詞に参加してるメンツがバラエティに富んでますな。

作曲は全曲沢田研二。

編曲は大野克夫、船山基紀、井上堯之。

ジャケットはフェンス越しのジュリー。

ライナーノーツにはレンガ壁の前に佇んでいる写真があるけど、

これはどこで撮影したのだろうか。

ベルリンの壁ではないやろなあ。

日本か海外か。

どっかの廃墟の壁か。

写真家は武藤義

アートディレクションは広野展生か。





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G.S.I LOVE YOU / 沢田研二

G.S.I LOVE YOU



わたしってキレイ?「沢田研二 / G.S.I LOVE YOU



ジュリーのロックアルバム。

ロックというよりも、なんだろな。

あんまりガッツンガッツンしてないです。

ガツガツしてない音というか、

どこか懐かしさを感じる音というか、

ハードじゃないソフトなロックってかんじかな。

題名がいいね。

P.S. I LOVE YOUを文字ってG.Sにしてあるのが納得の音。

熱狂のGSサウンドへの追伸。

まあ、だからなのか、熱い感じはまったくないっすね。

このアルバムの音は落ち着いてるし、

ジュリーのボーカルもけっこうお上品。

荒々しさはないっす。

まあ、だからロックだという印象はあんまりないです。

ソフトの印象。

最初に聞いたとき、あっさりと聞き流れていったので

ちょっと物足りないなあと感じたものです。

まあ、1曲が短くて聞きやすいんすけどね。

目玉は佐野元春が参加していることかな。

作詞作曲の楽曲を3曲提供。

目玉といえば歌詞カードの写真。

おいおいジュリーどうしちゃったの?みたいな写真が載ってます。

英字がプリントされたスーツとハットを身につけた沢田研二が、

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思いきり気障な人生 / 沢田研二


思いきり気障な人生




ママぁん!「思いきり気障な人生/沢田研二

湿っぽい。

曲目リストを見るとシングルがいっぱい入ってるし、

「あなたに今夜はワインをふりかけ」「勝手にしやがれ」などノリのよい曲もあるのに、

このじめじめ感はどういうことなのかみたいな。

てっきりテンション高めのアッパーなアルバムかと思ったんすけど、

聞いているとなんだか空気がよどんでいるというか重苦しいんすよ。

この停滞感はいったい…。

不思議なアルバムですね。

やっぱ、1曲目と10曲目の印象が強くて、

この2曲がこのアルバムを支配してしまっているのかもなあ。

全曲、作詞:阿久悠、作曲:大野克夫、編曲:船山基紀という布陣。

阿久悠の泥臭い人情を全面にだした演歌サイドが色濃い作詞。

シングル曲の歌詞は流石というところだが、

他の曲の詞はあまりにも泥臭くて、はねない。

そういうところが、このアルバムを重く感じさせてしまうのかも。

ジャケットもどうなんだろうなあ。

この写真は微妙なところです。

髪型も変なパーマかけちゃってるし。

笑顔もどこなくぎこちない。

あんまりいい写真ではないな。

この写真より、ライナーノーツに載っている写真のほうが活き活きしてて好きですね。

鏡に向かって小指で目くそをとってたり、

いーっと口をしてたり、

変顔してみたりしてる写真が載ってて、

これがどれもいい写真なんだけどなあ。

この中のちょっとすましてすかしてる写真をジャケット使えばよかったのに。


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JULIE VI ある青春 / 沢田研二


JULIEVI ある青春




JULIE VI ある青春 / 沢田研二


ジュリー、6枚目のアルバム。

全編ロンドンレコーディングということでアレンジとか

サウンドメイキングは外国人がやってるみたいっすね。

音は基本的にピアノ、ストリングスでクラシックなものです。

アルバムの頭から最後まで統一感ある。

曲はゆったりしたテンポのものが揃ってる。

今の速いテンポで音符が多い曲に慣れている人が聞いたらかなり新鮮に感じるだろね。

ものすっごくゆったり歌ってるし、

ほんとゆったりした曲で♪が少ないのです。

それだけ沢田研二の声の艶を堪能しやすいってわけで、

このアルバムはなかなかオススメ。

ほんとにボーカルが良く聞こえる。

ライナーノーツは沢田研二からのロンドン便りという格好。

切手が貼られた手紙という趣です。

中は、レコーディングの合間に町を散策するジュリーの写真がもりだくさん。

蚤の市を覗くジュリー。

植物がボウボウに生えた建物の柱の前でポーズを決めるジュリー。

パブで酒をあおるジュリー。

バキュームカーに肘を寄りかけてポーズを決めるジュリー。

レコーディングスタッフらしき人の写真もあり。

なんか証明写真みたいな味気ないやつですけど。




1、朝焼けへの道
作詞:山上路夫/作曲:森田公一

絶望してる人に、長い夜もいつかは終るよと励ます励ましソング。

優しく語り掛ける始まりから、

君の涙が虹になるのを見てみろよと力強く歌い上げるサビへの

スムーズな展開が心地よい。

2周目の盛り上がりがいい。

気持ちが高まる。


2、胸いっぱいの悲しみ
作詞:安井かずみ/作曲:加瀬邦彦

エレキギターのアクセント。

なんか演歌っぽい印象がある曲だなあ。

全然、演歌じゃないんだけど、

曲の出だしの伴奏がなんか演歌を連想しちゃうからかなあ。

シングル曲。


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TOKIO / 沢田研二

TOKIO


TOKIO / 沢田研二



ト~キーオッ!

空が飛ぶ街が飛ぶ雲を突き抜け星になる。

電飾装備のオスカルジュリーがでっかいパラシュートを背負って

歌番組で「TOKIO」を歌うイメージは強烈でした。

どえらい傾奇者が現れたぞと。

すごかったなあ。

映像とセットでは何度も聴いたTOKIOですが、

音だけで聴くTOKIOは意外や意外、わりとアットホームな楽曲。

派手派手衣装で歌ってるもんだから、

サイバーテクノポップ的な感じに聞こえていたけど、

けっこう古めの曲ですね。

斬新、未来、ポップというよりは古き良き歌謡曲側に近い楽曲。

このアルバム全体がそういう雰囲気なのです。

曲は歌謡曲なんすけど、シンセの音が80年代幕開けを感じさせる

ピコピコ、キラキラ、ミョミョミョなサイバー風味なのです。

旧タイプの曲に新タイプのアレンジをほどこしたみたいな。

これぞ旧時代と新時代のクロスオーバーってなかんじのアルバムに仕上がっています。

ジャケットアートワークは宇宙遊泳するジュリーのポップなコラージュ。

派手だけど、よく見ると写真やレタリングを切り貼りして作ったような

手作り風味なジャケットで、どことなく温かみがあるのです。

ジャケットからも派手と地味の混在がわかる。

ローテク6.5、ハイテク3.5のバランス。


1、TOKIO

ご存知スーパースター、ジュリーの代表曲のひとつ。

印象度でいえば一番大きい楽曲じゃないすかね。

でっかいパラシュートに電飾姿のインパクトがでかすぎて、

ひとりで突っ走ってる観客置いてけぼりソングにみえるけど、

曲自体はそれほど尖がってない。

みんなで盛り上がろうみたいなほのぼの感すら感じる。

それは今聴くからそう感じるだけなのだろうか。

当時は、とんがった曲だったのだろうか。

いやー、やっぱり沢田研二のステージパフォーマンスが、

化粧や衣装も含めてね、

TOKIOをキラキラのギラギラのポップに見せていたのだと思うね。

曲自体はもろ歌謡曲。

歌詞は糸井重里

作曲は加瀬邦彦。

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今度は、華麗な宴にどうぞ。 / 沢田研二

今度は、華麗な宴にどうぞ。



今度は、華麗な宴にどうぞ。 / 沢田研二



ジュリーのお祭りバカ騒ぎ。

くれくれソングのシングル「ダーリング」を1曲目に収録した沢田研二11枚目アルバム。

いやー、乗ってますね。

ジュリーのボーカルもワイルドっていうか荒々しいかんじで、

勢いを重視した歌い方しててとにかくパワフル。

つばをとばしながら歌ってんじゃないかってかんじ。

全曲、作詞:阿久悠、作曲:大野克夫でアルバムとしての統一感もあり。

ジャケットのアートワークもいいっすね。

早川タケジの仕事みたいです。

水兵さんのバカ騒ぎ。

ライナーノーツも気合はいってます。

いきなり「歌いたい 自分の為に 歌いたい 声がかれるまで

死にたい いつか舞台で 死にたい 歌を枕に」

という決意表明が熱いです。

この詞でギター弾き語りしてましたね、確か比叡山のコンサートで。

歌詞カードを開いてみると、なんだこのイラストは…。

ジョジョ立ちをきめる謎のピエロ?のイラストがなんだかミステリアスです。

これはジュリーの使うスタンド「ダーリング」のイラストだろうか。

まさにジョジョの奇妙な冒険風味のイラストで、

かっこいいけど、なぜここに?という不思議な感じがしました。


1、ダーリング

ヒットシングル。

くれくれソングのダーリング。

勢いだけの曲のような気がする。

これを歌いきるには相当なパワーが必要だろう。

ぞっこん首っ丈の女に、あれしてくれこれしてくれとお願いする。

君に夢中でしかたない。

かなりストレート。


2、酔いどれ関係

これ最高。

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いくつかの場面 / 沢田研二

いくつかの場面


いくつかの場面



シングル「時の過ぎゆくままに」を1曲目に収録したジュリーのアルバム。

出演ドラマ「悪魔のようなあいつ」の主題歌で大ヒットシングルの

「時の過ぎゆくままに」にバラエティに富んだ楽曲10曲が

プラスされたみたいなかんじのアルバムです。

豪華なシングル盤みたいなかんじ。

アルバムとしての統一感みたいなものはないですね。

それもそのはず、各曲、作曲者、作詞者がばらばら。

そりゃバラエティに富むはずだぜ。

アルバムとしての統一感はない代わりに、

いろんな沢田研二が聴けて、こりゃおいしいアルバムです。

ジャケットの写真もいいね。

リラックスして普通ぽいところがいい。

ライナーノーツにも写真がいろいろあって、これもいいです。

ヘッドライトの光をバックに走るジュリー。

物憂げに斜め上を見るジュリー。

タバコをふかすジュリー。

水辺でバイクを走らせてはしゃぐジュリー。

道端でおどけたポーズをとるジュリー。

上半身裸で、ダメージジーンズ姿のジュリー。

歌詞が手描きで載ってるんすけど、これはジュリーが書いたのかな?

写真と手書きの歌詞の雰囲気がたまらない。

この写真は誰が撮ったんすかね。

武藤義って書いてありましたね。


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カタクリ家の幸福

カタクリ家の幸福



カタクリ家の幸福



なんか変な映画でした。

沢田研二が、リストラされたのをきっかけに、

ペンションを家族でやり始めたお父さん役をやってます。

ころころ状態のジュリーで、普通のおじちゃんです。

これはミュージカルといったらいいのか、なんなのか、

歌って踊るシーンになったり、

クレイアニメーションの人形劇になったりします。

それが、人形劇はいい出来なんすけど、

ミュージカル部分は、地味でしょぼいめなのが残念すね。

歌って踊るのならもっと派手派手にきめてほしいっすね。

カラオケビデオ風の沢田研二と松坂慶子のデュエットはよかったっすけど、

それ以外のミュージカルシーンがしょぼいのなんの。

金かかってねえなあみたいな、寂しい映像でね。

ゴージャスさがないんすよねえ。

歌と踊りであれだけ貧相に見えるのも珍しい。

あれもっと派手だったらおもしろくなったかも。

というかミュージカル風のシーンはいるのかどうか。

なくてもよかったんじゃないかなあ。

なんか韓国映画「クワイエット・ファミリー」のリメイクみたいっすね、この映画。

ペンション始めたら、客が変な奴らばっかり来て、

自殺や腹上死で死ぬもんだから、処分に困るみたいなブラックコメディ。

真面目にやろうとしてるのに、次から次に悪いことがおこる、

良かれと思ったことが、裏目に出て災難になるっていうのが、

このストーリーの面白いところだと思うんす。

だったらミュージカル風とか粘土人形とかなしで、

映像や音楽はひたすら真面目に普通にやらないとおもしろさが出ないと思うんすけど。

なんでこういうアレンジしちゃったのかなあと。

もともとオリジナルでもこんなかんじだったんすかね。

まあ、忌野清志郎の軍人詐欺師とかおもしろかったっすけどね。

あの詐欺師、ほんとうにいましたね。

イギリスの空軍かなんかのパイロットだと言って、

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