2007年12月03日

野良猫ロック セックス・ハンター

野良猫ロック セックス・ハンター


野良猫ロック セックス・ハンター


日本人の方もお気軽に!

野良猫ロックシリーズも、このセックス・ハンターを見てコンプリート。

野良猫ロックシリーズって、部分的にはかなり面白いけど、

全体的に見ると、間延びしてるシーンがかなり多くて、

設定は濃いけど、けっこう退屈な作品が多かったなあと。

今作「野良猫ロック・セックス・ハンター」も設定は濃い。

濃すぎるほどに濃いのだが、これまた話が後半停滞していくかんじで、

最初はけっこう真面目に見てたのが、だんだん飽きてくるという事態に。

いつもながらにかっこいいナオンである梶芽衣子と、

ブランデーグラスが日本一似合う渋い男、藤竜也がメインキャスト。

これに安岡力也が加わって、作品全体を包むムードは、むせ返るほど濃厚。

ハーフっていうのが一応話の真ん中にあるんす。

混血。

藤竜也演じるバロンは、目の前で姉を外国人に犯されたことがトラウマになって、

混血児に異常な憎しみを持つようになり、

さらにはインポになってしまった男。

そんで混血児狩りをおっぱじめる。

安岡力也は、生き別れた妹を探しに町にやってきたよそ者。

当然ハーフ。

安岡力也梶芽衣子が初めて対面するシーンが秀逸。

のっぱらでタイマンナイフバトルを終えたあとのむなしさを感じながら寝そべっている梶芽衣子のもとに、

小粋な歌を歌いながら登場する安岡力也。

ジョーク飛ばしながらオシャレトークをする二人。

ぶるっと寒さに肩を震わせる梶芽衣子に、自分のシャツを脱いで差し出す力也。

いや、あんたのほうが寒いやろ。

ぺらぺらのシャツ脱いだら上半身裸やで。

「着なよ」

「着せてよ」

ここでもあうんの呼吸でオシャレトークをかます二人。

どういう関係なんだろ、この二人は……、と思ったところに、

梶芽衣子が「あんただれ?」というのだ。

お前ら初対面かい。

息が合いすぎ。

昔なじみなのかと思ったよ。

まあ、こんなかんじで登場人物はやりたい放題にかっこつけまくる。

火炎瓶を投げまくり、ライフルを乱射しまくる。

バイクをかっとばして、バッキャロー!!!と絶叫するズベ公梶芽衣子は、

確かに熱い。

ハンティング図鑑を片手にジープに乗って混血児狩りをする藤竜也は、

確かに渋い。

しかし、それらは単なる点の羅列でしかなく一本の線にはなってないので、

感情のうねりを生み出すことがないのである。

行き場のない煮えたぎる若さの無駄無駄エネルギーのきらめきを感じさせるだけで、

物語になってないのが残念っすねえ。

惜しいといいましょうか。

もちっと真面目に物語を考えてくれよ、みたいな。

まあ、でもミクロ的な視点で楽しめばおもしろいところだらけなので、

けっこう好きですけどね。

田丸麻紀や森泉みたいなデルモ体型のお姉さん達のライブシーンもありました。

ゴールデン・ハーフつーグループ。

黄色いサクランボはなんか聞いたことあったなあ。

バローン。

でもインポ。

あ、そういえばバーママブルースのシーンだけ画面サイズが違うのはなぜだろ。

両端が真っ黒で処理されてる。

演出意図がなんかあったとは思えないのだけど。

それと最後に力也が妹を撃ち殺すのはなんでだろか。

よくわからなかった。

野良猫ロック セックス・ハンター/不良少女魔子

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