『明治侠客伝 三代目襲名』を観たんだ【映画】鶴田浩二主演の仁侠映画


鶴田浩二の任侠やくざ映画。

昔ながらの任侠ものですね。

義侠心あふれる昔気質のヤクザと、

儲けりゃなんでもいいという新興ヤクザの抗争の中で

主役が新興ヤクザの嫌がらせに

耐えに耐えたあと爆発して大暴れする定番もの。

そういう任侠ものの代表的な役者って

高倉健っていうイメージなんすけど、

世代がもうちょっと上の人たちは

鶴田浩二っていうイメージなんすかね。

自分は高倉健ですら、すでに不器用なおじさん時代しか

知らなくて任侠ものの人っていうイメージはなかったので

鶴田浩二にいたっては、ほとんどイメージないんすよ。

二枚目というわけでもなく、

ワイルド系というわけでもなく、

特徴がよくわからない役者というかなんというか。

映画全盛期のスターの一人ですかねえ。

映画のほうはよくできてました。

組長の息子で威勢がいいだけで

出来の悪い男を若い津川雅彦がやってて

初々しいというか上滑りしたというか演技で

未熟な若者って感じでよかったし、

富司純子は、上戸彩?って思っちゃったし

ピストル使いの客人を藤山寛美が意外と渋く演じててよかったし、

丹波哲郎はいつもの重厚な丹波でよかったし。

話もほんと定番っすよ。

悪役の大木実が悪いやつなんだ。

堅気の振りしたやくざ。

鶴田浩二は筋をとおして約束守ってやといって

大木実はわかったというけども、

約束守るわけないっていうね。

こういう任侠ものって主人公は相手が悪党で

約束なんか守るはずないっていうのはわかってて

それでも仁義をとおすのか

それとも相手が改心すると思ってやってるのか。

どうなんすかねえ。

まあ、結局最後は殴り込んで皆殺しなんすけど、

そうなる前になんとかできなかったものかと

けっこう疑問に思ってしまう。

まあ、様式美にあれこれ言っても仕方ないんすけど。

最後、鶴田浩二一人で無双です。

窓を突き破って突撃。

あっさりと大木実のたまをとる。

忍者かグリーンベレーかっていうレベルの強さ。

最後は愛し合いながらも結ばれぬ女、

富司純子としんみりお別れで劇終。

あれこれあったけど、

終わりはあっさりとしたもんだ。

これも任侠映画の様式美ですね。

明治侠客伝 三代目襲名

明治侠客伝 三代目襲名 [ 鶴田浩二 ]

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