『秘密 THE TOP SECRET』を見たんだ【映画】



わけがわからなかった。

犯人がいて、事件があって、捜査する刑事がいて、

っていうわかりやすすぎる話なのに、

なぜか見ているうちに

わけがわからなくなっていく。

不思議だ。

なんだろ、これは。

映像はよかったです。

海外ドラマの刑事ものみたいな感じで

クオリティは高いし、

脳みそ読み取り装置などの

小道具のデザインや運用風景なども

おもしろく見れてよかった。

役者にカメラがよって

役者のアップで

印象的なセリフをいうみたいなカメラワークもよかったし。

映像的な満足度は高いですね。

しかし、話がなんだかよくわからないんだ。

死んだ人の脳に残された映像を読み取る装置が開発されて

それで事件の被害者の脳をスキャンすると

犯人の顔が映ってる。

それを使った捜査をする第九っていう捜査班の話。

死んだ人の脳と捜査官の脳をつなげて

なんかするみたいなんすけど、

つなげるだけで

捜査官の意味があんまりないのが残念ですね。

他の人もモニターで映像を見れるみたいだし、

捜査官が死んだ人の脳の世界でなんかするっていうわけでもない。

つなげる脳は誰でもいい感じなので

なんかなあ。

まあそれで、サイコパスな殺人者とかでてきて

このままではさらなる殺人がおきる、

それを食い止めると第九の人たちが

いろいろと頑張る。

はみ出し悪徳刑事の大森南朋も仲間に強引に加えられる。

過去の連続殺人犯の吉川晃司も

今の事件と関係ありそう。

そんな感じで第九の説明と

キャラクター説明の前半はなかなかおもしろく見てました。

それが中盤から後半に

なんだかよくわからなくなっていくんだよなあ。

なにがなんだかというか、

しょうもなみたいな。

それでいつの間にかエンディング。

終わる前の盛り上がりがない。

事件の終結の盛り上がりがないんすよ。

結局、なんだったのか?みたいな。

よくわからないというか、

ふわっとしたまま終わったというか。

行方不明だったエロサイコパスが

自ら姿を現して

第九を挑発する。

お!ここからサイコパスと第九の息の詰まる戦いが始まって

お互いやりあうのかなと思ったら、

わけのわからないまま、

登場人物たちが自分で自分を追い込んで

勝手におかしくなって

わめいて死んだり危ない目にあったりするので

見てるこっちは置いてけぼりを食わされて

ポカーンタイムなのです。

そして奥の手が犬の脳をスキャンってどういうことなんだみたいな。

さらなるポカーン。

生田斗真の親友の松坂桃李が発狂した理由が

あれってなんか弱すぎないか。

善意と悪意は隣り合わせってことが

そんなに衝撃的なもんなんすかねえ。

ポカーンの連続で最後はわんこ目線の映像で

世界は美しい、素晴らしいっていわれても

どっちらけですよ。

脳スキャン映像は事実ではなくて

その人の主観的な記憶の映像であるという部分が

事件の捜査でポイントになるのかと思ったんだけど、

そういうこともなかったし。

なんか設定をストーリーに生かせてないって感じでしたねえ。

設定や映像はよかったけど、

お話がいまいちっていう惜しい映画だと思いました。

また別の物語をこの設定で見たいですね。

キャストや映像はよいので

海外ドラマみたいに連続ドラマでやればおもしろそう。

あと生田斗真はなぜ首にコルセットを巻いてるのかと

不思議に思って見てたんだけど、

あれただのタートルネックですね。

Yシャツネクタイにタートルネックっておかしくないか。

てっきり首に傷でもあって

それを隠してるのかと思ったけど

ただ単にファッションだったとは

こりゃ一本とられましたな。



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