『暗黒街の顔役 十一人のギャング』を見たんだ【映画】



犯罪は割に合わない。

そういうことですね。

鶴田浩二が5億円強奪計画を立てる。

仲間集めに実行資金を出してくれるスポンサー探し。

計画は成功するかに見えたが、

予期せぬ展開で……みたいな。

前半は準備の描写で、

後半は計画実行の描写です。

こういうケイパーものって好きなんすよねえ。

犯罪者が犯罪に挑むプロジェクトXみたいなものですね。

犯罪は割に合わないんすよ。

あれこれ計画しても、

想定外なことが起きたら終わりなわけで、

準備の労力に成果がまったく釣り合わない。

でも、その割の合わない不可能に見えることに

挑む犯罪者たち。

記録に挑むアスリートみたいで入り込んで見ちゃうんだよなあ。

まあ、それで成功するタイプと

やっぱり無理だったで終わるタイプがあるわけですけど

成功するよりやっぱり無理だったという

終わり方をするほうが好きですかねえ。

うまくいっちゃうと

都合よすぎ、運良すぎって思っちゃうし。

成功するとしてもやる意味あったのかっていうぐらいの

損失を出す終わり方ならいいんだけど、

普通にうまくいきましたっていうのは

いまいちぐっとこないからなあ。

オーシャンズ11とかそういう感じでした。

不可能に挑んだけど

やっぱり不可能は不可能だった、

犯罪は割に合わなかった、

という終わり方のほうが哀愁があって好きですね。

高倉健が若くて前歯に銀歯してる荒くれトラック野郎役やってて

なんか珍しかったっすねえ。

コミカル健さんでおもしろい。

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