『スーサイド・スクワッド』を見たんだ【映画】




情にあつい涙もろい気のいい奴らの集まり、

それがスーサイドスクワッドさ!

なんだこりゃ。

普通にヒーローじゃないか。

アメコミの悪役が集まって

政府の仕事をやらされる話ってことなんすけど、

悪役たちがあんまり悪いやつらじゃないんすよ。

いや、悪い犯罪者たちだけど、

意外とまともな奴らで肩透かしみたいな。

愛と情。

そして俺たち仲間みたいな。

バーで飲んでみんなで語り合っちゃったりしちゃって

人情に溺れて

世界救っちゃいましたみたいな。

普通にいい奴らじゃないすかみたいな。

こういうの見ると、

アメコミではヒーローも悪役も同じなんすね。

正義とか悪とか

一応区分けがあるけども

正義には正義の

悪には悪なりの愛があるみたいな。

まあ、なんかいまいちだったかなあ。

話としては「バットマンVSスーパーマン」の続きみたいでしたよ。

スーパーマンの脅威を知った政府。

また人間の力を越えた敵がやってきたときのために

超人部隊を結成するという計画が進められる。

集められたのが名うての犯罪者たち。

射撃がうまい殺し屋、

ジョーカーに洗脳された頭のおかしな女、

ブーメラン使い、

半魚人、

炎を操る男などなど犯罪者とミュータントたち。

なんで正義のヒーローを集めないのかと思っちゃうんすけど、

悪人のほうが弱みが多いから

コントロールしやすいってことなんすかねえ。

汚い裏の仕事は犯罪者にでもやらせとけ

ってことかな。

よくわからんけども。

冒頭からのキャラクター紹介が長いのなんの。

もっと短くできないものか。

そんでさっそくタイミングよく事件発生で

出動することになるんすけど、

敵は魔女。

魔女っていうのか、古代神みたいなものっていうか、

まさに人間の力を越えた存在です。

そういう敵に特技はあるけど

ただの人間であるスーサイドスクワッドの面々が立ち向かう。

まあ、若干人間離れしたやつらも混じってますけど、

基本、人間ですからね。

最初にキャラクター紹介がえんえんとあって、

中盤、ミッション開始で、

後半にみんな情にあついいい奴らで

俺たちナカーマで勝利みたいな感じの話の進み方です。

あかんでしょ、これ。

悪役たちが主人公であるという

面白味があんまりないのが残念。

本当のワルじゃなくて

悪ぶってるだけの悲しき犯罪者たちなので

全然爽快感というかねえ、そういうのがないんです。

なんか浪花節でしんみりしちゃう。

子供にいいとこ見せたくて

お父さん頑張っちゃうぞみたいな。

惚れた男に影響されて

ファッションから何から何まで

ライフスタイルを変えちゃった女とか。

なんか哀れで悲しい。

なんか違うんだよなあ。

悪人の悪の美学というか、

ポリシーみたいなのがまったくないので

かっこ悪いんす。

いや、そういう人の気持ちがわかるやつらなら

最初から犯罪者になってないよみたいな。

無理して悪人やってるのが痛々しくて

出来の悪い邦画見てるみたいで

なんかつらかったなあ。

クールな極悪人たちがクールに仕事する話が見たかったっすね。

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