『バクマン。』を見たよ【映画】






青春っすねえ。

マンガの映画というか、

集英社の「少年ジャンプ」で連載漫画を描く

高校生のコンビ漫画家の映画。

内容は少年ジャンプでマンガ連載する

マンガ家の裏話みたいな感じです。

デビューの難しさ、

連載の苦しさ、

他の漫画家との競争とか

編集者とのやりとりとか、

そういうのを見せる内容なんすけど、

主人公二人の青春を

マンガ家あるあるで描いてる青春映画だったっすね。

これがスポーツなら青春スポーツものだし、

恋愛がメインなら青春恋愛物になるけど、

そこにマンガをもってくるとはなかなかです。

それでちゃんと青春になってるんだからうまいもんですね。

まあ、主人公のラブな話もあるんすけど、

基本的には少年ジャンプの精神そのまんまのストーリーですね。

なんだっけ。

友情・努力・勝利だったっけ。

この3要素がジャンプマンガの特色。

この映画もジャンプまんが的な展開になってて

楽しめたなあ。

お互いの才能を信じて

少年ジャンプで連載マンガをかける人気漫画家になるという

博打をすると決めた友情。

自分たちらしいマンガとは何かを発見する努力。

そして最後はこの体が壊れようとも

マンガを描くんだという気迫により、

仲間たちが結集、勝利をもぎ取る。

危機にライバルが登場して、

結果的に主人公たちに協力することになるっていうのも

ジャンプ漫画的でした。

あいつら高校生なのに自由にマンガ描く時間ありすぎ、

親とかどうなってんすかねえとか、

芸能活動できない学校らしいけど

漫画連載は芸能活動じゃないのか、

あの子が嘘言ってただけかなとか

読者アンケート1位を天才と争ってる描写を

バトルっぽくやってたけど、

あれはマンガ家とマンガ家の戦いじゃなくて

マンガ家と読者の戦いだろとか

細かいとこが気になったけど、

家庭や学園の描写は大胆に削り落として

マンガを描くということに焦点をあてた描き方をしてたのは

正解でしたねえ。

学園の風景とか、学生としての描写を

ほとんどなくして

マンガのことにほとんどの時間を使ってたとこが

よかったとこですかねえ。

あとヒロインとの恋愛模様もよかったですね。

あれをリアルテイストでやるなら、

あの二人は普通にハメ撮りぐらいやっちゃってますよ。

そして人気声優と人気マンガ家の衝撃の姿が~とか言って

画像が流出してネットで祭りになったりする。

そこを涙涙の別れ、

結ばれぬ二人というふうに描くのが

いかにも少年マンガっぽくてよかったっすね。

ただヒロインの女の子をきれいに撮ろうと

監督が気負いすぎてるのか、

くどいカメラワークで

逆にあんまりかわいく見えないみたいな。

力はいりずぎて

さり気なさがなくてしつこいなあみたいな。

もっとサラッと写したほうが綺麗に見えたんじゃないか。

リリー・フランキー演じる編集長ですか。

あれもリアルで描いたら

もっとあくどいきついキャラになっちゃうけど

いい感じの大人として描かれてて

それも少年漫画っぽくてよかった。

この映画の話自体が

少年漫画のようになってる構造。

そこがよかったですね。

原作マンガは原作・大場つぐみ、作画・小畑健ということで

それで劇中に「ラッキーマン」と「デスノート」

みたいな作品が出てくるんすねえ。

ラッキーマンで人気が落ちて打ち切りという経験をし、

その後、少年漫画っぽくないダークな作風の

「デスノート」を開発して邪道に活路を見出した。

そのこと題材にしてまたマンガでひとつの作品にする。

現実と虚構のシンクロが

妄想を広げさせてくれて楽しいっすね。

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