『推手』を観た【映画】NYに暮らす息子夫婦を太極拳の達人である父が訪ねる人情ドラマ、アン・リー監督デビュー作




アン・リー監督の長編デビュー作品らしいです。

アン・リーといえば「グリーン・デスティニー」でアカデミー賞とかとってましたねえ。

内容は家族ドラマかな。

親と子、老いと生きるということみたいな

陰と陽の物語ですかね。

食事のシーンで食材は陽と陰にわけられて

そのバランスを良くするのが健康になる秘訣という話をしていたけども

それは人生にも当てはまるみたいな。

主人公は太極拳の先生やってるおじいちゃん。

アメリカにいる息子のところに引っ越してきた。

嫁はアメリカ人で作家やってる。

おじいちゃんは英語ができないし、

生活習慣も違うしで

家で執筆してる妻は集中できなくて爆発寸前です。

息子は父親と妻の間で板挟みでどうすればいいのかわからず

こちらも爆発寸前。

それまでの習慣と新しい場所での生活。

中国とアメリカの文化の違い。

老いたものと若いもの。

対立しけっしてまじわれないように思う事柄なんだけど

それを推手してさばいていくのが人生みたいな。

相手の力を受けてそれをまた相手に返す。

人生は太極拳のごとしってわけかなあ。

なかなかよくできてる話ですね。

まあ、別に何も解決はしてないんだけど、

何事も折り合いをつけてやっていくことが肝要ってことですかねえ。

おじいちゃんが家出するところは

自分に置き換えて見てたら怖くなったなあ。

体を悪くして高齢で頼りになるものもなくて

皿洗いしても役立たずで首にすぐなりそうになるし、

長生きしたらやばいなと思っちゃったな。

まあ、太極拳で若い奴らと力比べして勝って警察沙汰になるところは

気持ちがすっとするアクションで助かったけども。

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