『点と線』を見た【映画】松本清張ミステリー



点と線

なかなかいいですね。

時代を感じる映画というか、

風景にしても物語にしても

刑事の捜査にしても

なかなか古風な感じがして

時代劇を見ているような面白さがある。

刑事の執念の捜査が実を結ぶというよりも

勘や思い込み、決めつけが

たまたまうまくいっただけという

危なっかしい捜査に見えるのも

昔の荒っぽさというか

大雑把な時代を感じさせて

おもしろいと感じました。

大きな汚職かなんかがあって

その鍵となる人物が博多で心中死体になって発見される。

心中として不審な点はなさそうだったが、

あまりにもタイミングの良い死であったために

疑念を抱いた刑事が捜査に乗り出して

容疑者が浮かび上がるが

アリバイがある。

そのアリバイをどうにか崩せないか奮闘する。

そんな感じのミステリーサスペンスです。

事件が起きて

疑問が浮かび上がって

容疑者が絞り込まれて

アリバイ崩しにとりかかって、

真相がわかってという展開を描写することに

徹しているのでかなり上映時間が短くなってます。

犯人を助けた共犯者の心理描写とか

もっと凝ってやったらかなり長くなりそうなところだが

そのへんも展開に盛り込んでやってるので

足踏みして話が進まないということがない。

それぞれのキャラクターの行動が

性格や心情を表してるので

これはなかなかのうまさですね。

なんかしんみりとした余韻みたいなものはないんすよ。

どの登場人物が主人公ということがないので。

東京から来た刑事が主人公というわけでもなく、

地元の老刑事が主人公でもなく、

犯人が主人公でもなく

共犯者が主人公でもないので。

それでもけっこうおもしろく見れたなあ。

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