『ルール』を見た【映画】都市伝説を模した連続殺人事件を描いた学園ホラー・サスペンス



ルール

都市伝説サスペンス・ホラー。

主人公の周辺で都市伝説を模倣した連続殺人が起こる。

「スクリーム」とか「ラストサマー」の都市伝説バージョンです。

学園ホラーの都市伝説版ってわけ。

着想はいいっすね。

都市伝説っていっぱいあるじゃないすか。

ヒッチハイカーを乗せたけど

いつの間にか消えていたとか

軽いやつから、

車の後部座席に殺人鬼が潜んでいて

振り向いたら斧で首をはねられたとかいう

血生臭くて怖いやつまでいろいろありますね。

旅行の都市伝説もあったなあ。

試着室に入った女の子が消えてしまって

試着室に仕掛けがしてあって

鏡の後ろに男が潜んでいて

試着に来る女をさらって売り飛ばしてる組織があるとか。

国によって流行る都市伝説が違って

なんかお国柄がありそうでなさそうで

何が発信源なのかわかりそうでわからない。

都市伝説って正体がよくわからないっすね。

単なるうわさ話にしては

強力に伝播しすぎるし、

世代を越えて形を変えながらも

基本的な部分は同じに伝わってたりするしで

不思議ですよねえ。

そういう不思議さが都市伝説にあるので

学園ホラーとの組み合わせは相性が良い。

まあ、けっこうよかったんすけど、

後半にいくにしたがっていまいち感が出てきたかな。

犯人は最後まで隠されている。

犯人が人殺しするシーンはけっこうたくさんあって

犯人は映ってるんすけど、

ごついコートを着ててフードをかぶってるので

顔は真っ黒でわからないし、

厚着してるので性別もわからない。

スクリームのマスクと同じ。

だから、こいつがもしかして犯人か?みたいな

推理の楽しみは最後まで持続します。

怪しいやついっぱい出てくるからねえ。

ジャレット・レトが学校新聞の記者役で出てくるんすけど、

特に目立った動きはしません。

記者役なのでもっと主人公とからんで

一緒に調べていくとかするのかと思ったけど、

主人公は基本単独行動でやっていくので

ジャレット・レトも怪しいやつの一人って感じの扱いだったなあ。

そしてラストがどうかなというラストなんすよ。

それまでの話が都市伝説の話だったというラストなんすよ。

学園で都市伝説を模倣した連続殺人が起きたという

都市伝説の話を学生たちがしてるというラスト。

そこで都市伝説って本当のことが歪曲されて

語られるのよねえと言ってるのが犯人で

都市伝説の中では犯人が死んで主人公が勝ったことになってるけども

実際は逆だったのか?というオチがついてる。

全ては都市伝説のあやふやな話。

確かに変な感じではあったなあ。

最初に出てくるガソリンスタンドのおっさんとか

コント級に変な男だもんなあ。

怪しい掃除夫が過去に起きた惨殺事件の唯一の生き残りとかいうのも

いかにもな設定だし。

それに女警備員がパム・グリアの映画を見て影響されて

危険を顧みずに犯人と対決するとか

撃たれた女警備員を介抱せずに

主人公たちが車を運転するシーンに切り替わったりと

よく考えると整合性がない、

リアリティがあまりない、

一見ありそうだけど

細かいところがよくわからないという

人物や出来事で構成されているのです、この映画自体が。

よく考えたら、

犯人が一人で首吊りの仕掛けをどうやって準備して

どうやってやったのかって

一人じゃあれ無理だろっていうね。

まるで瞬間移動しているような神出鬼没な殺人鬼。

大掛かりな用意が必要で

一人じゃとてもできないやり方で人殺しをする殺人鬼。

それ自体が都市伝説なわけで、

ストーリーも設定も登場人物たちも

都市伝説上に出てきそうな事柄で固められてる。

そういう点ではよくできてるわけっすけど、

まあ、どうだろ。

学園ホラーとしてはいまいちかもしれないっすね。

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