セブン

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セブン


劇場で見たとき、けっこう衝撃的だったなあ。

ラストシーンに衝撃をうけたわけじゃないんす。

まあ、ラストも斬新だったけど。

衝撃的だったのは映像。

映像の質感っていうんすかねえ。

オープニングロールから凄いってかんじだった。

なんかアナログでありながら、古臭くなく新しさも感じる映像っていうかね。

ざらついた質感がたまらなかった。

一見、70年代の刑事ものみたいなんだけど、ちゃんと新しいというか。

アナログの質感だけをピックアップすることに成功してるっていうのが、衝撃的だったわけで。

劇場を出るときにちょっと、ぼーっとしちゃったのを思い出すね。

7つの大罪をモチーフに次々おこる殺人。

主人公が犯人の計画を完成させる片棒を担がされるっていうラストもよかったね。

まあ、今見ると、

ひげ面で涙目のブラッド・ピットが「オゥー、ゴッドー」と連呼するラストは、

演技濃過ぎとちゃうかとか、

モーガン・フリーマン本気で止める気あんの?とか思うんだけどさ。

モーガン・フリーマンは、ありゃあ、止める気なしだろ。

止める気あるんだったら、ブラピにタックルかますなり、

ブラピとケビン・スペイシーの間に入って説得するとか、いろいろやり方がありそうなもんだが。

ちょっと離れたところからやめろっていうだけ。

そんで、最後は「人生は素晴らしい、戦う価値がある。後ろの部分には賛成だ…」とかしみじみ言っちゃって。

なんだかなあ~。

この脚本を書いたアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーって、タワーレコードの店長やってたんだってな。

仕事の合間にこの脚本を書いたらしいけど、

CDを整理しながら気違いが人を殺していく話を練ってたとは。

アンドリュー・ケヴィン・ウォーカーは脚本だけじゃなくて、

カメオ出演もしてるらしいっすね。

あの食いすぎで死んでた巨漢が、彼らしい。

この映画で一番好きなシーンは、グウィネス・パルトロウがモーガン・フリーマンに、

妊娠したが生むべきか堕ろすべきかを相談するシーンやね。

モーガン・フリーマンが語るんすよ。

昔、自分にも同じような選択を迫られた経験があると。

すごい治安が悪い町なんすね。

普通に歩いてるだけで、暴漢に襲われ倒れてたところに、

さらに目を刺されて、身包みはがれるような町。

こんな世界で、子供を育てる自信がなかったから、

妊娠をつきあってる女から打ち明けられたとき、おろしてくれって言ったけど、

その選択を後悔しなかった日は1日もない。

おろすならブラピには黙ってろ、産むならおもいっきり甘やかして育てろ。

くお~~~。

ここはいつ見ても、瞬間的に胸が詰まるっていうか、泣きそうになる。

雨がじとじと降ってて、ほんと碌な世界じゃないなあってかんじの町だったからなあ。

こういうやり取りって、グッときますわ。

ブラッド・ピットも頑張ってたなあ。

しゃかりき野心満々、やる気満々の若手刑事を力いっぱい演じてる。

まあ、頑張りすぎて、アクションシーンでガラスで手をざっくり切ってしまって、

撮影を中断するわけにもいかず、

なんとか話の中で負傷して腕を吊る展開にして、

ごまかしたなんてこともあったみたいっすけど。

まあ、それもブラピにズタボロな雰囲気がプラスされて、

いい方向に作用してんじゃないすかね。

まあ、話云々というより映像がいいっすね。

今でもたまにオープニング・ロールだけとか見るからね。

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