
ときめきに死す
ジュリーがでてるので見てみた。
まあ、監督が森田芳光
いい具合に作用したのか、けっこうよかったですね。
沢田研二
まあ、青年というにはちょっと歳とってるか。
中年の一歩手前の青年ってかんじかな。
かなり普通。
ジュリーが片田舎の駅に降り立つ。
迎えに来てる杉浦直樹の車に乗って別荘に移動。
杉浦直樹
自称、歌舞伎町の医者。
でジュリーは毎日、森の中を走って体力づくりしたり、海行ったり。
組織から仕事の連絡がくるのを待ってる。
その待ってる風景を静かに静かに描いていくわけです。
途中から樋口可南子
ちょっと軽い揉め事みたいなのは、いくつかあるんですが、
おおむね平坦で、静か過ぎて退屈になってくる。
ジュリーらが感じている退屈が、見てるこちらにも伝染してくる。
最後に近くなってから、仕事がなんなのかわかる。
宗教団体の会長を殺すことがジュリーの仕事。
組織に雇われた殺し屋ってわけ。
まあ、暗殺には簡単に失敗するんですが、
そのあと沢田研二
ぐおーっ!!!!!ハアアアアアアア!ウアァァァ!!と奇声をあげながら、
自分の手首を噛み切り、血が噴水のように飛び散るシーンがあって、
これが、今までの醒めた静かなトーンを一気にぶち破る。
これが最高。
構成の面白さっていうか、
静かに静かに進行していたものが、この1点で爆発するっていう快感。
緩んでいるように見えた糸が、実はビンビンに張り詰めていた。
そういう面白さ。
まあジュリーは暗殺者というより、内向的なナイフマニアってかんじにしか、
見えないのがちょっとあれなんですけどね。
車は運転できない。
海で岸部一徳
で、腕はいいのかっていったら、よくないわけです。
あっさり失敗するから。
暗殺者らしくないんすね。
それによくわかんなかったのが、
組織から送られてきた小包を山の中のさびれた集落に持っていくシーン。
あれはなんだったのでしょうか。
小包を置いて家から出てくるジュリーを、
村人が兄ちゃん兄ちゃんって言って追いかけてくる。
ジュリーは来るなー!っていって逃げる。
あれはジュリーが生まれた村かなんかっすか。
小包には殺しのギャラが入ってたんすかねえ。
よくわかんないっすけど、村人は宗教団体の人が着てる服着てたから、
ジュリーも宗教団体の人間ってことなんすかねえ。
まあ、謎の青年です。
音楽もよかったなあ。
ハンドベルかなんかの、あの音色。
耳に残る。
まあ、退屈な映画も大丈夫っていう人向けかな。
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・森田芳光組
・我が名は、ジュリー
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