2009年11月10日

天使と悪魔

天使と悪魔 スペシャル・エディション [Blu-ray]




宗教と科学のイタリア旅行「天使と悪魔



ダン・ブラウンの原作は読んだことある。

小説は「ダ・ヴィンチ・コード」より「天使と悪魔」のほうがおもしろかった。

アクション要素がかなりあったからなあ。

テーマもおもしろかったし。

宗教と科学。

一見、相反するもののように感じるが、

どちらも同じ、一体のものであるという話。

まあ、あんまり深い感じはしなかったけど

アクションエンタテイメントとしては上出来だった。

映画はどうすかね。

ダ・ヴィンチ・コード」とどっこいどっこいな出来か。

監督は、ロン・ハワードで主演はトム・ハンクスということで、

映像は豪華だなあ。

イタリア旅行してるみたいで目の保養になった。

内容はどうだったかな。

原作とほぼ同じだったような。

ラストのヘリコプターのところが大きく変更されてるぐらいで、

あとは忠実だったような気がする。

大まかなラインは忠実だけど、

細かいところは省略されまくってるような気もする。

反物質とかの説明があんまりないし、

宗教的な面の説明もあっさりしてるし。

イルミナティとかの解説も薄い。

すべて薄まってるかんじはする。

まあ、映像がいいからいいんすけど、

謎解き要素っていうか、パズルを解いていくアドベンチャー要素が、

低いっていうか、興奮が薄かった。

あっさりと謎を解いていくし、

犯人は、よくこんな細かい犯行計画をたてたなってかんじで、

感心するやら呆れるやら。

文章で読んだときはそれほど違和感を感じなかったけど、

映像になると、都合よすぎじゃないかみたいな。

まあ、テンポで押し切っていくから、

最後までおもしろく見れたけど。

やっぱ薄いかな。

天使と悪魔。

まあ、神と悪魔ってことだけど、

A神を信じる人はB神を悪魔と思うし、

B神を信じる者はA神を悪魔と言うしで、

結局、天使と悪魔は同じものなんすな。

科学が悪魔でもなければ天使でもない。

宗教が悪魔でも天使でもない。

冷静に善きことを行える者が天使であり、

ときに人は悪魔にもなることがある。

信じるものや住む世界で天使と悪魔とに

分けられるものではないということっすね。

まあ、そんなことを言ってる話じゃないすかね。

まあ、完全にイタリア旅行アクションといっていい娯楽作品のスタイルなので、

深みというか味わいは薄いのだが。

テンポはいいのだけど、ダイナミックさがないか。

ユアン・マクレガーの演説や生還は

もっと派手に演出したほうが落差ができておもしろかったんじゃないすかね。

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・原作:ダン・ブラウン/天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 オリジナル・サウンドトラック










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