2008年11月25日

鬼婆

鬼婆


鬼婆



原始、人間は裸族であった。

むき出しの性欲。

むきだしのおっぱい。

むきだしのポコチン…、

ポコチンは出てませんけど、

乳は無造作にボロンチョしてます。

乙羽信子と吉村実子の乳大安売り。

登場人物は少ない。

主要メンバーは、女二人に佐藤慶の三人。

この三人の間で起こる性欲、嫉妬のぶつかりあいってかんじ。

時は南北朝時代。

乙羽信子は息子を兵隊にとられて、嫁の吉村実子と一緒に、

落ち武者を襲って刀、鎧、着物を剥ぎ取って暮らしている。

そうとう殺してますね、この二人。

殺して身包み剥ぐ作業がすごく手馴れてて、

腕のいい板前がマグロをきれいにさばいていくみたいに、

きれいに金目のものはとっぱらってしまう。

そして死体は穴に突き落として終わり。

見事なものです。

そこに佐藤慶が戦場から逃げ出して帰ってくる。

息子と一緒に兵隊にとられたやつ。

息子は死んでしまったらしい。

若い男がまったくいない期間が長かったせいか、

むらむらしてるんですよ女たちは。

男のほうもムラムラ。

雄叫びをあげながら桑畑を疾走して性欲のはけ口を求める男と女。

そうなってくると合体するのも時間の問題で、

佐藤慶と吉村実子はお互いの体をむさぼりあうようにセックスしまくるわけです。

それを盗み見た乙羽信子もヒートアップ。

自分で乳をもみしだき、木に抱きついて股間をこすりつける。

乙羽信子は、表向きは、嫁を佐藤慶にとられてしまったら、

自分がひとりになってしまうから、嫁に近づくなというんだけど、

本音は自分も抱かれたいのです。

わしとやってみるかと誘ってはみるものの相手にされないもんだから、

この二人をどうしたもんかと思っていたところに、

鬼の面をかぶった侍が現れ、都への道を教えろと脅される。

乙羽信子は侍を穴に落として返り討ち。

鬼の面を手に入れた乙羽信子は、鬼を演じて嫁をおどかすことを思いつく。

さてどうなるかと。

監督は新藤兼人

ねちっこい監督ですね。

閉鎖空間での人間の欲望がどのように爆発するのか。

外部からの新しい要素が加わってそれまでの均衡が崩される。

そのとき人間はどうするのか。

そんなかんじの作品が多いっすね。

鬼婆。

まあ、誰が鬼なのか。

誰もが鬼なのか。

新藤兼人アンソロジーII
林光の世界

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